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広報させぼの8月号は、どどーんと見開き8ページで
俵ヶ浦半島活性化のプロジェクトを大特集!

そして恐れ多くも、ツッテホッテの竜也店長と一緒に、
まちづくりのキーマンとして大きくご紹介いただきました。
取材・撮影は2日間、みっちりと丁寧に想いをすくっていただきました。

佐世保で迎えた今朝、朝定食を食べにいつものお店に行くと、
帰り際に「頑張っとるね!佐世保のこと頼むね!」と店主に一言。

素直に嬉しいですね。私は決して主役ではありませんが、
まちづくりの裏側には様々なドラマやストーリーがあること、
試行錯誤しながらみんなもがいて進んでいることを、
私のフィルターを通して少しでも感じてもらえれば嬉しいです。

先日は大村市の新幹線工事の現場へ。
2022年にどんな拠点ができるのか、
現場を見ることで一気にイメージが湧いて来ます。

夜はその余韻を引き継いでのワークショップ。
新幹線の拠点をどう活用し、大村市の活性化につなげていくか。
取組みアイデアが空間的に散りばめられていって、
まちづくりのイメージが立体的になって来ました。

新幹線まちづくりアクションプランもこれから後半戦。
まちづくりのイメージをさらに膨らませていって、
最終的にはいかに「自分ごと」としてのプランを描けるかが
ポイントになってきます。

週末は東彼杵町へ。
7月21日に地元・行政・報道関係者を招いての内覧会を終え、
昨日22日に「米どころ 木場のむすび」がオープンしました。

開店当初から多くの人にお越しいただき、米どころの看板商品で
あるちまきと押し寿司はあっという間に完売。
何回もお米を炊き続けて、おむすびはなんとか提供できました。

お惣菜や地域の農産品も多く並んで、加工直売所の形として
無事にスタートを切ることができました。

問題はこれから「施設をどう維持していくか」。
商品を磨いていくこと、利益を出していくこと、
そしてお客さんに愛されていくこと、いろんな要素が不可欠に
なってきますが、みのりの会さんにしっかり伴走できれば。

帰りには、千綿宿郷で受け継がれている祗園祭へ。
民家が並ぶ路地には、昔ながらの祭りの風景が残っていました。

週末は俵ヶ浦半島・野崎町の「郷土を愛する会」の
バーベキューへ。

もうかれこれ20年以上も続く地元の親睦行事に、
私たちサポートチームもお呼ばれして、
そして移住してきたアメリカ人家族も3組参加。

言葉はそこまで通じていないけど、
どローカルなコミュニティに和気藹々と
終始笑い声が聞こえてくる。

どんな人でも受け入れる器、異文化を知ろうとする好奇心。
それさえあれば、言葉なんて必要ない。

どっさりと釣れたイサキやアジ、イカに日本酒、
そして目の前に美しい風景と楽しいコミュニティがあれば、
もうそれは幸せとしか言いようがない。

そこには、国境を超えたコミュニケーションが成立している。
これがずっと思い描いていた、俵ヶ浦半島の理想の
コミュニケーションのあり方だと地元の人たちに教えてもらった。

最高に豊かな時間。
来年は家族や友人も呼んで参加したい。

近年の傾向として、地域活性化に向けた食の拠点づくりや
商品開発に関わるケースが増えてきている。

佐世保市俵ヶ浦半島の「半島キッチン ツッテホッテ」
東彼杵町木場郷の「米どころ 木場のむすび」

いずれも主役は地域の人であり、地域の食材。
海や山に囲まれた自然の恵み=食材にどうやって価値をつけ、
持続可能な形で運営していくのか。

私は全体の計画やマネージメント、ブランディングに関わるが、
空間づくりやデザイン、食の商品開発にあたっては、
デザイナーやフードコンサルさんに入ってもらってチームを編成。

地域の人たちの思いや意向を聞きながら、目的や価値を
顕在化させ、地域の歩調に合わせながら形を作っていく。

「地域づくり」と「経営」を同時に実践していくためには、
乗り越えていかなくてはならない壁がたくさん待っている。
これまでに飲食店やショップの経営をしたことがない
いわば素人の人たちがチャレンジするんだから、
そうそう簡単に結果が伴うわけではない。

じゃあ、経済性だけを追い求めていくのかというと、
地域としてチャレンジする理由がなくなってくる。

地域への理解度や経済循環の仕組みを作りながら、
お客さんのニーズに合わせた商品・空間づくりに磨きをかける。

地域と経営を行ったり来たりしながら、常に試行錯誤の繰り返しだ。
時には意見の食い違いでぶつかることだってある。

でも、決して諦めないことが大切だと思う。
時間がかかっても、このチャレンジは必ず地域にとっての試金石となる。

地域の底力を信じて、専門家の力を借りながら、
俵ヶ浦半島の、木場郷の、地域独自のモデルを作っていきたい。

半島キッチン ツッテホッテ
木場のむすび

 

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