Roots

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chausse

昔から靴がとっても好き。

私の行きつけの洋服屋さんで、
私の体格、好みを熟知するスタッフTさんから
「佐藤さん絶対に気に入るから!」とオススメしてもらったのが
Chausserという日本ブランドの革靴。

革靴といえば、イタリア、イギリス、アメリカと
海外に憧れのブランドがあるもんだから、あまり期待していなかった
んですが、そのモンキーブーツを見た瞬間に完全に心を奪われて。。。
すぐさま購入して、お気に入りの一足として大活躍。

以来、すっかりchausserのファンになり、
色違いのモンキーブーツをかみさんにプレゼントしてもらった。
そして1年ほど前に再びお店を訪れると、Chausserの新作が。
欲しいと思っていたUチップの黒革靴。。。
エンボスレザーにクラシックなシルエット、ON・OFF両方行ける!

これは欲しい!とTさんにサイズを確認してもらうと、なんとサイズがない。
聞くと、これから発注をかけて約1年待ち。。。
基本せっかちな私なので商品を待つなんてことはよほどのことがない限りは
しないけど、今回は待つに値する価値があった。

そして先日、ようやく商品が入荷したと連絡が入った。
Chausser3足目。革が自分色にどう変わって行くのか楽しみ。

日本のものづくり、捨てたもんじゃない。
良いものをつくっていくことはもちろん大切だけど、
Tさんのように、その商品の魅力やストーリーを丁寧に
消費者に伝えて行くことがファンづくりには欠かせない。
そのためには、お店は大きくではなく小さくあった方が、
コミュニケーションの質は格段に高まる。

先日Tさんと仕事のことを話していた際の一言。
「洋服を売るだけだったらキオスクのおばちゃんと変わらないですよ。
 僕は、企画もデザインもPRもイベントも、洋服に関することだったら何でもする。」

素敵な人だ。洋服買うなら、またTさんを訪ねようと強く思う。
多少高くても、ネットではなく、Tさんのところで買いたくなる。
Tさん自身、私にとってはその世界への窓口であり、商品の一部なんだ。

日本のものづくりを支える人達、かっこいいなぁ。

2014.01.03 / dairy

年男、始動。

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新年あけましておめでとうございます。

4月に独立、9月には第1子の誕生と、
昨年は公私ともにスタートの年でした。
同時に、新たなご縁を沢山いただけた
実りある1年でもありました。

年末は、熊本の豊かな自然に抱かれた温泉旅館と
家内の鹿児島の実家で家族とゆっくり過ごし、
新年を迎えました。
新年早々、生まれたばかりの息子と雄大な桜島を拝めたのは、
鹿児島ならではの贅沢です。

sakurajima_Roots

そして、本日より仕事始め。
今年はなんといっても「年男」。
根っこから、地域を日本を豊かにするプロジェクトに
さらに尽力して参ります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Roots 代表 佐藤 直之

2013.12.11 / dairy

My Family

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早いもので今年ももう終わり。

今年は独立に出産にと、公私ともにスタートの一年となりました。
これも、多くの方々に支えられて初めて叶ったことです。
本当にありがとうございました。

我が子大志との生活は変化に富み、希望に満ちています。
この瞬間は二度とない。そう思うと、一日一日が愛おしくもあります。
そんな日々や感動をしっかり記憶に留めたい。
そう思って、3人の風景を撮影してもらいました。

撮影をお願いしたのは、唐津ローストでお世話になった
熊本のカメラマン、白木さん(ワイトリー写真事務所
温かくて優しくて。何気ない日常を素敵に撮ってくださいました。
素晴らしい記念になりました。

2013.10.25 / dairy

d design travel

このところ、仕事が立て込んでいる。
それに加えて、慣れない子育てにあたふたしていて。
でも、子供の笑顔を見るだけで、睡眠不足でも辛くても
なんか乗り切れちゃうんですよね。子供の力ってすごい。

さて、今日は嬉しいニュースを。

友達の相馬君が、ロングライフデザインを提唱するナガオカケンメイさん率いる
D&Depertmentの社長をしている。

「いつかどこかで会おう」なんてあてのない約束をしてたけど、
結局はずっと会えずじまいだった。
それが今年に入って、相馬君からD&Dの福岡出店が決まったと連絡が入り、
ちょくちょく福岡にやってきては、いろんな人を紹介したり、
いろんなところで飲んだり語ったり。

社長自ら移住して、東京・福岡の2地域居住を始めるというんだから、
ワクワクしない訳がない。デザインセレクトショップでも、リサイクル
ショップでもないんだと思う。目指すものはきっと。
それは作り手の想いだったり、ものづくりから見えてくる人柄だったり、
食べることやそこに暮らすこと、戯れること、人として暮らすことの幸せだったり。
ふつうの日常のなかに、本来の豊かさがきっとある。彼と話していると、
そんなことが垣間みれて、お店になったらどうなるんだといまから楽しみにしている。

10月?のオープンに向けて鋭意準備中とのこと。

ひょんなことから始まった、彼との福岡ライフ。
そんな繋がりの中で寄稿させてもらうことになったd design travel 富山号。

d design travel_001

d design travel 富山号

この雑誌はナガオカケンメイさんが編集長となり、全国47都道府県をデザインの
視点から見つめ直し、新たな観光を提唱している。
結構面白くて、私も大阪・鹿児島・北海道を購入し、旅のお供に愛読している。

依頼されたのが、福岡おすすめスポットのページ。迷わずに糸島市のsumi cafeを。
店長のかずちゃんとはかれこれ15年近くの仲で、付かず離れずにつきあっている。
いつも等身大で、豊かな風景、食、暮らしといつもきちんと向き合っているのが、
お店づくりや人柄から伝わってくる。

d design travel_002

寄稿ページ

キャッチボールを繰り返して寄稿の内容が決まった後、編集者の方に、
「そういえば、佐藤さんってどういう肩書きで紹介したらよろしいですか?」
と質問され、「そうですねー。こんな仕事をしているので私は○○って言ってる
んですけど、なんかわかりにくいかも。一般的には△△の方がわかりやすい
ですよねー」なんて何回かやり取りをした挙げ句、
決まった肩書きが「地域コンサルタント」。

んー。正直しっくり来てませんが、そんなつぎはぎの言葉でしか表現できない
のが、いまの自分なんだと痛感。自分の存在や仕事を一言で伝える場面って、
きっとこれから増えてくるんだろう。
(ちなみに後日、新聞社の方からも同じことを聞かれてしまった・・・)

アンチ肩書きですが、自分のことを知らない人には必要なのかもですね。

2013.09.10 / dairy

大志を抱け。

9月10日、快晴。
鹿児島の竹内レディースクリニック。
13時47分に元気な男の子が産まれました。

体重は2,236kg、身長46.5cmと小さい子ですが、
手足の指を動かしたり、ぐるぐる回転みたり、目をぱっちりさせて
笑ったり泣いたりと、元気いっぱい。

妻のお腹が大きくなっても、いままで実感というものがなかった。
出産前夜も、「あ、動いたね!」と産まれ来る期待を感じてはいたけど、
自分の人生に誕生するリアリティーとは受け取れない自分がいた。
それが出産当日になって、帝王切開のために妻が手術室に入った途端に、
猛烈な不安に襲われて、そわそわして、どきどきして、
とてもじっとなんかしていられない。

とてつもなく長い30分だった。
「佐藤さん!」助産師さんの声は突然やってきた。
羊水に纏われて、タオルでくるまれた命。
さっきまで妻のお腹にいた空想の世界が、急にリアリティーを帯びて、
自分のもとにやってきた。そう、自分の子なのだ。

目の前の小さな赤ちゃんが、助産師さんから私のもとに手渡される。
あまりの衝撃と感動に言葉を失いながら、生まれたての子供を抱いた。
抱いた感触はやんわり残っているが、重さは正直覚えていない。
産まれてきたのに、今度は、その生命の神秘が理解できない。
自分の子供とはいいながら、現実としてどうも信じられないのである。

健康であることがこんなに有り難かったんだ。
自分や妻を健康に育ててくれた両親に、結婚の時以上に感謝した。
ようやく両親の背中が見えるとこまで生きてきたんだなと、
感慨深い瞬間だった。

その後はまさに親バカ状態で、ベビールームでたくさんの動きや表情を
みせる子供をずーっとずーっとガラス越しにみていました。
飽きないもんだ。まさに奇跡。

小さく産んで、大きく育てる。
自分の意志を、大きな志を持って、自分の夢を叶えてくれる
大人になってほしい。
そんな願いを込めて、「大志(たいし)」と命名しました。

「佐藤 大志」
新たな家族が増えました。
大志が迎える初めての人生、私と妻にとっての新たな人生。

たくさんの感動や経験、失敗をともにしながら、
私自身もまだまだ成長して参ります。

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