Roots

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今日は唐津観光のおもてなしセミナーへ。

お目当ては、アレックスカーさんのお話。
ほとんどが「景観」に関することで、
愛読した「日本景観論」の内容が満載でした。

とてもシニカルで笑いも取りつつの講演でしたが、
日本の未来に警鐘を鳴らす深刻なメッセージと
私は受け取りました。

人口が減少してもとても豊かに価値を創造している
トスカーナ等の事例は、参考にするところがたくさんあります。
観光立国の誘客要因となっている欧米の街並みは、
そもそも観光のために整備されておらず、
この豊かな街・暮らしを守りたいというプライドの表れである点が、
「観光の本質」を突いていると私は感じました。

目先の集客ではなく、その地域に誇りを持って、
いかに地域の風景を大切に守っていくかという
「シビックプライド」が観光につながっていく。

その豊かに暮らす人たちに憧れて、暮らしの追体験を
するのが観光の本質だと思うんです。
でも、日本の観光はとても過保護で、必要以上の
便利さ・機能・サービスを求めるあまりに、それが本来求めていた
観光の魅力を阻害しているという矛盾さを露呈し、
がっかりする場面に多々出会うことになります。

ただ自然や風景がそこにあることが観光客にとっては豊かさや贅沢になる。
こんな情報やモノにあふれた時代だからこそ「何もないこと」「不便なこと」
が逆に魅力になる。

もっとおおらかにゆったりと、目の前にある暮らしを眺めたら、
ローカルには人を惹き寄せる「何もない価値」にあふれている。
セミナーの帰り、1時間に1本しかないJR唐津線に乗車してそう感じました。

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osaka

故郷・大阪での初仕事。

夜は、撮影を手伝ってくれた広告代理店に勤める
高校の親友達とお酒を飲んで、
なんだかんだ私のルーツはここにあるんだなぁと実感。
(過去に未来に話に花が咲いてだいぶ飲みすぎましたが)

自分が高校時代までに暮らした原風景と言えるものは
少なくなったけど、少なからず原体験を持っている私が、
今回は「よその目」から、故郷の地域づくりに役に立てる
機会もあるのかなーと感じております。
(関われる機会ができたらと切に願っているだけですが)

自分の原点を見つめなおせる故郷の存在はとても大切ですね。
子供達にとって親の故郷はどう映るのか、また関心事も増えました。

2016.07.15 / local

My Story

先日、唐津で雑誌取材のアテンドを。

とっても唐津好きな人で、どうして唐津が好きになったのか
マイストーリーを聞かせてもらいながら巡る唐津は、
いつもと違った表情をしていました。

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九州の近代化遺産といえば、必ずや登場する豊後森機関庫跡。
玖珠ICへ向かう途中に偶然見つけて、やっとこさ実物を見ることができました。

当時のまま、そのまま残されています。
公園として開放されているのはとても良いことだけど、
展示の方法や列車の活用方法など、もっと使い方があるようにも
感じました・・・(機関庫の建物とかそうそう残ってないですからね)。

幸運にも「ななつ星」「或る列車」の2つの観光列車にも遭遇。
機関庫の展示室はおそらく水戸岡さんがデザインしたであろうと想定され、
水戸岡ワールドにも浸ることができました。

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唐津東港に寄港した大型客船のにっぽん丸。

みなとまち・唐津ならではの風景。
かつて大陸への玄関口だった港は、
きっとこんな風に人も物も集まる賑やかな場所
だったんだろうな。

もう一度ルーツを見直して、
海からのまちづくりを考える良いきっかけになれば。

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