Roots

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昨日は、九大の樋口先生のお誘いで、福岡市西区の北崎地区へ。

いまや福岡の若者カルチャーの発信地になっている糸島のすぐ手前に
ある地区で、いわば「見逃されている」場所だ。

学生がリノベーションしてシェアハウスをしているのは前々から
聞いていたけど、初めて来たのだ。

港沿いに続く集落、空き倉庫が目立つ漁港、人気のない港公園、
奇麗なプライベートビーチ、干物ストリート・・・
先生の案内だから、短時間でまちの全貌が見えてくる。

印象としては、全体的にぼやーっとしている。
中心というか、まちの軸みたいなものが見えない。
でも、地域の力で、1つずつ手を加えて行けば、
きっと住むには素敵な場所になるんだろうな。

夕方からは先生の講演にゲスト講師として出させてもらった。
テーマの中心が「子育て世代の移住」だったので、
先日ブログに書いた保育園問題や子育て世代の現状、
暮らし方・働き方の変遷、北崎移住の可能性・ターゲットについて、
自身の体験も交えながらお話と意見交換をさせていただいた。

長い時間をかけて、楽しく、いろんな人達を巻き込んで。
今後お手伝いができるといいなぁ。

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昨日は京都でキカクブの会合でした。
(ホームページはこちら「キカクブWeb

6次産業を中心に、中小企業の売り上げ・価値をどうつくるか。
コンサルティング会社やDM会社、建築デザイナー、Webディレクター、
料理家、写真家の方々とみっちり5時間の会議。

お互いがどういう仕事をしているのかをゆっくり伺う事ができたのと、
何より、行政をメインクライアントとする私とは全く違う仕事のあり方や
考え方に触れる事ができて本当に勉強になりました。

私の役割は、そういった中小企業や商品を、どう地域の資源として
まちの活性化に繋げて行くかということ。
まだまだ視野は広げて行かないといけませんね。

今朝は二日酔いの体に鞭打ってランニング。
年末から、出張先で走ることが習慣化しつつあります。
だいたい5−10キロくらいかな。
部屋の中での会議が多くなるとなかなかまちにでることもないし、
走ると町のスケールがよくわかる。

やっぱり京都はいいなぁー。
まちなかにこれだけ歴史や路地、暮らしが残っているから、
いまもなお多くの人を惹き付けることができる。

Kyoto Heritage run

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先日、祖母の米寿のお祝いで、久しぶりに実家の大阪に帰省。

私の実家は、千里ニュータウン。
1960年代から、日本最初の大規模ニュータウン開発として生まれた街だ。
一般的な故郷と呼べるような牧歌的な風景は広がっていないけど、
自分が30数年間生まれ育った街だから、新しい街であろうが
「故郷感」というものはしっかりと根付いている。

そんな私の原風景は、阪急電車の南千里駅。
その当時はなんとも思っていなかったけど、阪急電車の小豆色の車窓と
南千里駅周辺の建物や風景は、「故郷に帰ってきた」といつも実感させてくれた。

ただ、私が社会人になる頃から、南千里駅と実家までの一帯の大規模開発が
行われ、大型商業施設や大規模マンションがどんどんと立ち並び、
慣れ親しんだ風景があっという間に消えていった。

その南千里駅のシンボル的な建物「千里センタービル」が
日本建築界の巨匠 村野藤吾の設計であったことは社会人になってから知った。
リズム感があって、とっても素敵な建物だ(内観はレトロモダンで渋い)。

その村野建築さえも開発の波に飲まれて壊される危機にあると母から聞いたのは何年前だったか。
ネットで調べてみると、大阪大学の建築の先生が一生懸命に保存運動をしているようだったが、
このたび、その甲斐実らずに壊されることが正式に決まったようだ。。。

なんとも悲しい現実。壊すのは簡単だけど、壊れたらその風景は二度と戻ってこないのに。
壊れる前に一目見ようと訪ねてみた。

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村野藤吾設計の千里センタービル

プラネタリウムを観に、ミニ四駆を買いに、郵便局でお金を下ろしにいった子供の頃の思い出。
今度帰省したら、楽しかった幼少期の記憶を呼び起こしてくれるきっかけはもうない。
「ここはお父さんが生まれ育った故郷だよ」子供にそう語り継ぐ手がかりも失うことになる。

唯一、高校時代に毎日通学で使っていた南千里駅は、当時のままの姿だった。
この駅舎さえ、いつ壊されてしまうのかと思うと、さらに悲しくなる。

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私の原風景、阪急南千里駅

桃山台方面の住宅はまだ残っているものの、開発の波は一気に広まるだろう。

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千里ニュータウン、桃山台方面

気がつけば、当時新築だった実家も、南千里地区の中では最も古いマンションになった。
時代の移り変わり。免れない現実。。。

建物が壊れるということは、風景を壊すだけではなく、人の記憶さえはぎとってしまう。
村野藤吾の出身地 唐津で、尊敬する建築家 藤森照信先生がそういってたことを思い出す。

自分の故郷のまちづくりに関わりたいと最近強く感じている。
自分のルーツがなくなってしまう前に。

隆太窯コンサート01

隆太窯コンサート03

隆太窯コンサート04

先日、念願の隆太窯コンサートへ。

古民家で聴く古楽器の演奏、
そして・・・至福のパーティー。

窯元のお庭で秋の到来を感じながら、
唐津の食と地酒を堪能して、
素敵な出会いが緩やかに輪となって広がっていく。

それはそれはとっても豊かな時間でした。

この空間を演出する中里隆先生と太亀さんに出会うために、
全国からわざわざ唐津へやってくる。

豊かさの源はそこに暮らす人であり、暮らす人が豊かだったら、
きっとそれはまちの魅力にも繋がっていくんだろう。
唐津には、お二方だけに限らず、そんな魅力的な暮らし人がたくさんいる。
それだけで、十分に素敵な町だと思うのです。

そんな人探しの旅を、これからもいろんなまちでしていきたい。

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