Roots

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今年度当初からお手伝いをさせていただいている
土木学会創立100周年記念事業の「土木コレクションHANDS+EYES」。

全国巡回展もいよいよ終盤戦。
次回開催されるのは、JR大阪駅。
そう、独立して以来初の故郷でのお仕事です。

独立し、子供が生まれてから、
自然と故郷愛が強くなって、
いつか仕事ができたらと願っていました。

今回はポスターやクリアファイル、会場パネルのデザイン、
会場レイアウトの企画に携わらせて頂いています。

期間中には、会場設営と運営にも。
初めての故郷でのお仕事楽しみです。

関西にお住まいの方は是非ともお越し下さい。
土木も良い仕事してるんだ、と一人でも多くの人に
メッセージが伝わりますように。

通常、Rootsのクライアントは行政や観光・旅館組合、商工会議所といった
公的機関が多いが、最近では少しずつ中小企業からの相談も増えている。

先週の木曜日には、唐津で古民家再生・集客に取組む槌の音の槌野さんから
ご相談をいただき、全国の中小企業のコンサルティングを担う「一般社団法人 中小企業の
企画部を代行する会」
の方とお会いした。
ビンのデザインやWeb、映像、古民家再生、商品企画等を専門とする、面白いプロフェッ
ショナルばかり。会う前までは「何を私に・・・」と少々不安ではあったが、中小企業
の商品開発やテストマーケティング等の立ち上げ段階における行政機関との連携・助成
制度の活用、企業単体ではなく地域との連携によるまちづくり・観光の支援など、
私の専門で協力できそうな部分が確かにあった。

そして金曜日。大分市の中小企業さんから以前相談を受けた企画のプレゼン。
企業単体ではなく地域と連携していかに賑わいをつくっていくか、
まちの活性化に繋がる新規事業を提案して欲しいと私に依頼があったのだ。
プレゼンは上手くいって、非常に喜んでもらえた。

まち側も行政だけでは活性化が実現できず、民間の活力を求めている。
一方で、企業側も単なる商売繁盛や課題解決だけでなく、
地域や行政と関わることでまちの活性化を求めだした。

中小企業の方々とのお仕事は、
公的機関とは求められる視点が違って面白いし、
不思議とまちへの価値観が同じだったりする。
これからはこうした「地域と中小企業のパートナーシップ」にも
目を向けて行きたい。

仕事のフィールドがどんどん拡がってワクワクする。
そして、自分の専門分野がますますわからなくなりそうだ(笑)

大分市街地の好きな風景。大分銀行から府内五番街に抜ける道。

大分市街地の好きな風景。大分銀行から府内五番街に抜ける道。

今週は1泊2日で佐世保出張。

1日目は昨年度関わっていたブランド観光圏のセミナーに参加し、
観光の本質が「地域の暮らし」にあり、その地域を磨くことが
観光に繋がって行くという清水 愼一さんの言葉に勇気づけられた。

翌日は昨年度に引き続き、俵ヶ浦半島のトレイルワークショップ。
ワークショップまでに時間があったので、久しぶりに佐世保を巡る。
ずっと行きたかった「針尾送信所」へ。無線塔の真下に立つと、
その構造物の偉大さがよくわかる。
危ないだろうけど、せっかくだったら中に入りたかった。

針尾無線塔

針尾無線塔

そして、土木コレクションの図録に掲載されている西海橋へ。
改めて美しいなぁとしみじみ。

西海橋

西海橋

お昼には、一度行きたかった、西海市の海の駅「船番所」へ。
海鮮のランチバイキングと聞いてはいたけど、魚の種類が少なかったなぁと
少々物足りなさを感じて会計を済ませると、その隣に「お寿司コーナー」を発見・・・
まぁ全体的には美味しかったので良しとしよう。

佐世保・西海をさーっと回ってリフレッシュしたところで、いざ俵ヶ浦へ。
久しぶりの俵ヶ浦町、地元の方々。
お部屋に入ると、“いつもの”差し入れが机の上に置いてある。
かから餅というのだそう。
「今回のは失敗だなぁー」と勧められたけど、十分美味しかった。
俵ヶ浦の魅力は、九十九島の景観や歴史遺産、豊富な食材・自然はもちろん、
このあったかい人のおもてなしが何より。

地元の方々にいただいたかから餅

地元の方々にいただいたかから餅

かから餅を食べて、地元の方々との会話も弾み、
九大樋口先生のリードで、今年のやることのアイデア出し。
「うちのまちに若い人なんてくるとかいな?」なんて不安を言いながらも、
気がつけばまちの釣り自慢がはじまり、最後には「うちのまちは最高じゃ!」って。
シャイだけど、とっても素敵な人達が俵ヶ浦町にはいる。
それで十分。あとはどうやってここの豊かさを伝えるかが大切な仕事。

夜は、今年から始まる隣の庵ノ浦町へ。
まずはお決まりの「まち自慢」から。
ワークショップを始めると、まちの物語や資源が出てくる出てくる。
2時間、話は尽きませんでした。

これだけのまちへの愛着とエネルギーがあれば、
きっとうまくいく。あとは、その地域の思いをどう形にして、
内外への発信と交流、将来的には暮らしの継承(=移住を視野に)に
繋げていくか。そこが、私達よそ者の出番。

観光もトレイルコースをつくるのも、
やっぱり原点は地域づくり(=地域から、地域の暮らしを豊かにすること)。

いろんなまちで、迎えてくれる素敵な人達がいる。
これだから、地域づくりの仕事はやめられない

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お盆明けの初仕事は、長崎県の小浜温泉へ。

小浜温泉には、尊敬するデザイナー城谷耕生さんがいる。
彼のオフィスSTUDIO SHIROTANIが過疎地再生のデザインとして
取組んでいるのが、「刈水庵」だ。

昨年の5月13日のブログでも紹介しているが、
今回の来訪ではさらにバージョンアップしていた。
刈水庵のすぐ横には、ギャラリー兼オフィスの新たな棟ができている。
城谷さんに案内してもらいながら、建物の活かし方、
再生するためのソフトなど、様々なことを教えてもらった。

今回の出張は単なる視察ではなく、
構想段階にあるプロジェクトのコアメンバー会議。
いまはまだ明かせないが、このプロジェクトは私にとっての夢だ。
まだまだ課題は山積しているが、ワクワクする素敵な時間だった。

そこに想いがある限り、その夢はきっと叶うと信じて。
このご縁を繋いでくださった城谷さんに感謝。
さぁ、一歩前へ。

zuroku

土木学会創立100周年を記念し、プロジェクトメンバーが想いをかけた
「土木コレクションHANDS+EYES」の特製図録がいよいよ販売開始です。

私も土木学会出身で、大学の恩師からお声をかけていただき、
このプロジェクトに参加させてもらっています。
この図録はプロジェクトの集大成でもあり、
デザイン制作・編集全般をお手伝いさせていただきました。

HANDS89事例、EYES12事例を掲載した全156ページ。
土木の魅力、味わい深い質感を感じてもらうために、
全ページ上質紙・フルカラーでお届けいたします。

通常販売価格は650円(税抜)、全国巡回展にご来場いただいた方々には、
なんとなんと「500円(税込)」で特別にご提供いたします。

失敗が許されない中で、1枚1枚を手書きで描いていた美しい図面を見ると、
土木エンジニア達の構想力、想像力が伝わってきます。
やっぱり先人の情熱や技はすごい。

1人でも多くの方々に、土木の魅力を知っていただき、
土木のこれからを考えていける機会になれば良いなぁ。

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