昨日、委員長を務める「城内地区・曳山通り 景観まちづくり検討委員会」の
事務局打合せがあり、屋外広告物について話が挙がった。
もちろん景観の統一性を演出するためなら、電飾看板やでかでかと目立つものは避け、
素材や色に統一感をだすことが望ましい。
でも一方で、タイムズスクエアや中州のネオン街のように、屋外広告物がまちのイメージを
つくっていくというケースもある。特に商業地ではそうだろう。
現在景観まちづくりの協定づくりを進めている
唐津市の呉服町商店街でも同じような議論がでた。
商店街を歩くとワクワクする。そのワクワク感は両側に個性あるお店が
しっかりと息づいていることなんではないか。
だからこそお店の個性は大切にしよう。
店舗の看板は、店舗の持っているこだわりや空気を醸し出す
大切なアイコンになる。あくまでも「商店街の楽しさの本質」を考え、
商店街オリジナルのサインを模索中だ。
その方向性を共有するために、私がこれまでに旅や仕事で訪ねた全国・世界のまちの
店舗看板を色々と探しては商店主の方にお見せして、何回も何回もイメージを話し合った。
こうした些細な看板でさえ、まちの個性やイメージを伝える大切なツールになるのだ。
看板だけみても、それぞれのまちに個性があって楽しい。

鞆の浦、広島県

柳川市、福岡県

別府市、大分県

日田市、大分県

那覇市、沖縄県

湯布院、由布市

津屋崎、福岡県

大阪市、大阪府

阿蘇市、熊本県

ポートランド、アメリカ

ポートランド、アメリカ

チビダーレ、イタリア

エジンバラ、スコットランド