先日宿泊した糸島市の1棟貸しの古民家。
おじいちゃんから受け継いだ建物は
その価値を損なうことなく孫に引き継がれ、
民泊という形で新たな生命を吹き込んだ。
コロナ禍になる前はほとんどのお客さんが
外国人観光客だったんだとか。
それがコロナ禍になって、今ではほとんどの
利用者が福岡市在住の家族連れだそう。
県内に泊まる機会はこれまでほとんどなかったけど、
こうして隣町の素敵な古民家で暮らし体験ができたこと、
そして何よりも子供達に日本古来の建物で先人の知恵を
学べる機会ができたことは、百歩譲ってコロナのおかげ?
なのかもしれません。
本当はコロナになろうがなるまいが、
日本人として日本の文化や風景を勉強し誇りに思うこと、
継承していく土壌が育まれていくことが大切です。
ただこうして物理的に移動ができなくなり、
足元の宝を見つめ直さざるを得ない機会を与えてくれたんだと
すると、ポストコロナはもっともっと自国のことを大切に、
世界と共存していけるような日本であってほしいと思います。
自民党総裁選も、そんな目線で日々注視しています。
(佐藤 直之)