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2019.05.14 / trip

スイス・アルザスツアー備忘録(その①)

長らくブログの更新が滞っていました。

10連休は毎年恒例のまちづくり・観光視察研修のため、
ヨーロッパはスイスとアルザス地方へ。
そのツアーの一端を備忘録がてらご紹介したいと思います。

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今回視察の拠点としてスイスを選んだのには大きな理由があります。
私が大学の学生時代、様々な専門家と一緒に福岡市都心部を流れる
那珂川・博多川の再生プランを検討し、その再生の核として
那珂川に木製歩道橋をかける提案をしました。

その歩道橋のモデルとなったのが、スイスのルッツェルンにかかる
カペル橋。写真ではずっと眺めていたものの、いつか実物を見てみたいと
願っていました。今回10連休前後のフライトを調べる中で、スイスを拠点
にするプランが最も安かったのでその夢が実現したのです。

スイスの始まりはチューリッヒ。
昨年のバルセロナで体験した「暮らすように旅する」スタイルを
今回も実践しようと、中心部に近い古いアパートをAirB&Bで借りて、
スーパーに通ったり、散歩しながら、暮らしを実感。
(私はとあるトラブルでわずか1日の滞在でしたが・・・)

5日ほど滞在した後に、次なる目的地のベッケンリードへ。
「スイスといえば、アルプスの絶景そして湖!」ということで、
スイスらしい暮らしを味わえるお家をAirbnbで手配。
お家のリビングからは「まさにスイス!」と言える絶景が借景に。
湖畔沿いの暮らしをしばし堪能しました!

そして、このベッケンリードを拠点に、スイスアルプスの旅へ。
中継地点となるインターラーケンオスト駅まで初の海外ドライブを楽しみ、
滝の街ラウターブルンネンに寄り道。そこはまさにアルプスの少女ハイジの世界。
ウォーキング、ドライブに来ている観光客に混じってしばしピクニック。

そこからバスに乗り、ケーブルカーに乗って、標高3000mのシルトホルンへ。
世界中から多くの観光客が訪れていました。
何も余計なものは作らず、美しい景観や暮らしをありのまま楽しんでもらう、
それにお金を落としてもらう。スイスの観光に学ぶことは多いです。
(にしても物価が高すぎてびっくりしますが)

拠点となるベッケンリードに最も近い都市は、あのルッツェルン。
20年来、ずっとずっと見たかったあのカペル橋を計2日間楽しむことができました。
天気や時間によっても風景に変化をもたらすカペル橋はまさにルッツェルンの象徴。
これを見るだけでも来た甲斐がありました!(備忘録その2へ続く)

(佐藤 直之)

湖沿いのベッケンリードのAirbnb

ベッケンリードで旅ラン。気持ちの良い湖畔の街でした。

滝の街、ラウターブルンネンのメインストリート。

インターラーケンオスト駅。背後には雪山が。

バッハの滝の下でのんびりピクニック。

ケーブルカーに乗ってシルトホルン山頂へ。

シルトホルンの山頂。

カペル橋

カペル橋

カペル橋

カペル橋の近くでは蚤の市が開催。

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