5月10−20日にスペインへ行った。
サクラダファミリアが眼前に広がるアパートの一室を借りて、
バルセロナを拠点に暮らすように旅する10日間を味わった。
今回の海外視察・出張の目的。
1つ目は寒北斗酒造に3ヶ月修行に来ていたスペイン人のPRコンサルタントの
ロセルさんと再会し、スペイン・ヨーロッパの市場や趣向を伺った上で
ヨーロッパへの販路拡大の可能性を探ること。
2つ目は都市再生の先進事例として有名なバルセロナ・ビルバオを訪問し、
実際にお金を払って観光体験・観察することで最前線を肌で感じること。
そして3つ目は、短いながらもホテルではなくアパートを借りて暮らし、
実際のリアルなライフスタイルと現実を体感しようということ。
バルセロナのガウディ建築や世界遺産、美術館、
ビルバオのグッゲンハイム美術館や橋、美食文化の魅力を満喫できたのは
もちろん最高だった。
でも、もっと貴重な体験はやっぱり暮らしの現実を肌で感じれたこと。
ロセルさんと再会して親友達とのランチ会に呼んでもらい、
バルセロナのこと、日本のこと、互いの文化のことをALL ENGLISH,SPANISHで
語り合い、コミュニケーションが図れたことはとても貴重な体験だった。
(おそらく半分くらいしか理解できていないけど)
ロセルさんとはその後もう一度ご飯にも行けたし。
日本と変わらずに3日に1回はバルセロナをランニング。
ほぼ毎日にようにスーパーに行って食材買って、
5ユーロ以下の美味なワインを味わって。
外食も日本のガイドブックは一切あてにせずロセルさんの紹介や
偶然通りがかった地元の繁盛店で素敵な出会いがあったことは、
ちょっと地元民に近づけた気がした。
ほぼ毎日洗濯して、ゴミも出して、近所の人たちと挨拶する。
バルセロナのゴミ収集システムはとても秀逸で、ほとんどの交差点には
資源ごみ、生ゴミ、ペット、空きカンなどで色分けされた大きなゴミ箱が
設置されていて、いつでも誰でも無料で捨てられる。
(グリッドの街だからこそできるのではあるが)
まさに暮らすように旅する10日間。
前回のオランダ・ベルギーツアーはホテル滞在だったけど、
明らかに暮らしを感じる密度が違う。
次回からもぜひともアパートを借りて滞在しよう。
毎年4月か5月には海外に出かけて、インプットする時間を作りたい。
来年は長年構想しているドイツか周辺のスイス、オーストリア、
チェコあたりに行きたい。
さぁ、それぞれのプロジェクトも本格的に動き出した。
インプットをアウトプットしていこう!
前回までのような、詳細なバルセロナ備忘録はもし時間があれば・・・

サクラダファミリアを毎日眺められるairbnbでの暮らし。

ロセルさんの仲間達とディープなランチタイムを。

地元民がオススメしてくれたバルセロネータの海岸。

カサ・ミラの屋上。この発想はやっぱりすごい。

グエル公園へ再訪。入場規制がかかるほどの人気ぶり。

グエル邸の屋上には、なんとも可愛いトンガリが。

世界遺産のカタルーニャ音楽堂は圧巻でした。

バルセロナの路面デザインはすべてこれ。お土産ノベルティにもなっていた。

スペインのゴミ収集のシステムはとても合理的。

バルセロナ最大のエンカンツ蚤の市はとても活況。

地元に愛されるレストランはやっぱり最高でした。

バルセロナは地元発のオリジナルブランドが多くてとっても楽しい。

ようやくこれたビルバオのグッゲンハイム美術館。

橋梁デザイナーで有名なカラトラバ設計のスビスリ橋。

美食の街・ビルバオの郊外にあるレストランENEKO。

ビルバオのピンチョス巡りは仕掛けが面白い。

ビルバオのBAR文化。日常昼間の風景。とっても素敵です。

バルセロナもビルバオもやっぱり路地が楽しい。

バルセロナ近郊のフィゲラスにあるダリ美術館。