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2015.10.19 / project

パリ備忘録3/未来への種蒔き

3日目。

今日は今後に向けての種蒔きの日。
まずは12月に1ヶ月間テストマーケティングを行う
日本酒BAR「メゾン・ドュ・サケ」の工事現場へ。

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オープン直前まで敢えて外観は見せないとのことなので
落書きだらけのシャッターになってましたが、中では急ピッチで
工事が進められていました。
中はお見せできませんが、クラシカルな空間や高低差などを上手く
活かしたとっても素敵な空間になりそうです。楽しみですね。

その後は、日本でも有名な雑誌「DISCOVER JAPAN」のショップへ。
ここでは日本的なものをセレクトして売ってます。
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そしてお店の人に紹介してもらって、MAISON & OBJET PARISへ。
玄関側には日本の各都道府県のプロダクトが展示されていて、
奥には有田焼400周年事業と連携して有田焼の展示が。
どうやら全体のプロデュースは、フェラーリのデザインで有名になった奥山さんの
デザイン事務所がされているみたいですね。
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それから、少し遅めのランチをとり、
今度オープンする一風堂パリ店を見学させてもらった後、歩いてレストラン・soraへ。
このsoraは、「情熱大陸」にも出た伊万里出身のシェフ・吉武さんが
ユーリンさんと共同経営しているお店で、なんとミシュラン1つ星をとって
いる超人気店です。
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soraでは特別に、フランス在住の飲食店関係者を招いた佐賀県酒の試飲会を
開催し、唐津焼もぐい呑みを提供してPRの機会に。
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メゾン・ドュ・サケのオーナー・ユーリンさんの挨拶の後は、
佐賀県の酒蔵さんがそれぞれ3種類ずつお酒を提供し、
それぞれ解説をしながらテイスティングをしていただきました。
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唐津市の酒蔵・鳴滝酒造さんの時には、試飲用に使われている唐津焼の
ことも紹介してもらい、唐津の風土の豊かさをアピールしました。
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こうして、丸3日間に亘る唐津焼のプロモーション事業が終了。
ずっと立ちっぱなしだったので、さすがに最後はへとへとでした。

展示会のパーティーやレセプションがあったりで、
まともにゆっくりとディナーを楽しんでいなかったので、
夜はここRESTAULANT soraで坂本社長と慰労会。

吉武シェフプロデュースによる最高の料理を楽しみ、
パリの最後を迎えました。

海外進出にはまだまだ課題が山積していますが、
日本の文化、唐津のルーツである唐津焼の魅力を世界に広め、
次世代へと繋がって行くものであって欲しいと思います。
私はその新たなイノベーションの力になりたい。

また来年、パリへ来れますように。

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