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2015.08.18 / thinking

ファンベースで地域の本質を捉える。

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同姓同名の佐藤尚之さんの著書「明日のプランニング」読了。
まさしく「目から鱗」でした。

仕事柄、地域の資源を掘り起こし、磨き上げ、発信し、集客するという
一連のサイクルに関わっていて、冊子やホームページ作ったり、
広告宣伝したりするんですが、ある程度の反響はあっても、
どうも「実感がないなぁ」としっくりこないことが多くて。。。

さとなおさんがしつこく書いていた「情報“砂一”時代」は、
はっとさせられる現実です。そうなんだよな、もう情報が溢れすぎてしまって、
見られる確率なんてほとんどない。人目に触れても、関心がなければ無視される。

その現実をきちんと受け止めた上で、
マスベースとファンベースにきちんと分けてプランニングする重要性は
ぐっと心を掴まれました。

こんなに情報に溢れる時代だからこそ、身近にいる「ファン」を大切にする。
そのファン達から「生きた言葉」で伝わっていく。
そうすれば、時代に流されない、きちんとした価値を提供できる。
商売の原点であり、地方の本質的なことだと私は感じました。

現在お手伝いしている商店街や酒蔵のお仕事の「根っこ」を気づかせてくれました。
特に最後の「ファンベース」のプランニングのあり方は、是非とも商店街や
酒蔵の人たちにも読んでほしいし、共有したいなと思ってます。

さとなおさん、ありがとうございます。

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