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2021.02.14 / thinking

ポストコロナに思うこと。

緊急事態宣言、まだまだあける気配はありません。
それぞれの都道府県で感染者数は劇的に減ってはいますが、
まだまだ病床率が高く逼迫しているからとのこと。

医療機関の負担を考えるとやむを得ないことですが、
どうにもこうにも“先が見えない”ことがしっくりきません。
どうなったらこのコロナとの闘いに終止符が打たれるのか?

ワクチンを巡る世界的な争奪戦が激化していますね。
では、ワクチンが全国民、全世界の人に行き渡りさえすれば
解決するんでしょうか?そして、インフルエンザと同じような
扱いになれば一旦の終わりとなるんでしょうか?

これだけの長い期間、世界中が振り回されているのに、
まだいまだにゴールとなる希望が見えてません。
日本のどの政治家も言ってはくれません。
私だけに限らず全国民が、その希望を待望しているはずです。

これだけ長い間、人と接触することが制限されると、
地域経済に対する打撃は想像以上です。
特に、資金的な余裕がない“個人商店”は深刻な状況で、
閉店のニュースを連日のように拝見します。

この1年間で様々なメディア、ニュースで、いろんな有識者の話を
聞いてきましたが、ほとんどの方が「コロナ前の状況には戻らない」
と話していますね。

リモートワーク、オンライン会議、バーチャル観光、テイクアウト、
ワーケーションなどなど、コロナ禍において密を避けた、デジタルを
駆使したあらゆるサービスが普及し、私たちも最初は戸惑いましたが
今では当たり前のように導入し、実践しているものがあります。

最初の頃は有識者の話を「やっぱりそうなのか!」と納得して聞いてましたが、
少しずつ自分の中に違和感というか、このままでいいのかという思いが出てきた
ことがあります。

「人とのコミュニケーションや出会い」を元に戻さなくて良いのか?
それこそが人生の楽しみ、仕事のやりがい、食事や旅の醍醐味ではないのかと。
もちろん不要不急の事については積極的にオンラインを取り入れていくべきと
思いますが、出会うこと会話することを奪ってしまっては生きる楽しみすら奪って
しまわないかと強い危機感を覚えています。

毎日の食材や自分の好きな洋服や雑貨は、仲の良い店員さんや新たなお店との
出会いの中でこそ買う価値があるのではないか?
空間や接客・会話も含めて、その飲食店で食べることが楽しいのではないか?
旅だって、その土地の人達と出会って、会話して、その土地のことを深く知る、
興味を持つようになることが本当の価値なのではないか?

ポストコロナ社会はこうだああだって聞きますが、
100%とは言わないまでも、また前のように人と会って、会話して、
買い物したり食事したり、地方や世界を旅できる社会を取り戻したいと私は思います。

その出会いを、地域を楽しむための基盤として、
地域に根付いた個人で営むお店はつぶしてはならないと切に願います。
コロナが終息してそういったお店がなくなっていたらもう絶望です。

せめてもの行動として、以前のブログで書いた久保田農園さんのような顔が見える商店で
お野菜を買ったり、洋服はいつも買っている実家近くの顔馴染みのお店で買ったり、
時短営業している中でも知り合いの飲食店に家族で食べにいったりと、
日々の生活の中でできることは実践しています。

弊社がお手伝いするまちづくりも、そうした地域に根づいたひと・もの・ことを
持続化できるようにきちんと伴走していきます!

(佐藤 直之)

友人の居酒屋「町屋あかりや」さんの豚汁

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