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2020.07.17 / local

久しぶりに電車に揺られて。

昨日は唐津へ。
久しぶりにJR筑肥線に揺られてゆっくりと。

電車の中で、「かかわり方のまなび方」を読了。
ワークショップやファシリテーションをなんとなくわかった気で
やってきましたが、この本を読んだらいろんなところにグサグサと
刺さってきました。

自然体験や教育、アートなど、多様な分野で活躍する人達の
ワークショップの捉え方、ファシリテーションとしての関わり方を
知って、はっとさせられたし、勇気をもらえたり、
とっても身になる本に出会えました!
働き方研究家の西村さんの本はこれまでも読んできましたが、
西村さん自身の若い時期の迷いや葛藤、そして今に至る考えの変遷も
みて取れて、今まで読んだ本の中では一番面白かった!

パーソン・センタード・アプローチの「共感」「無条件の肯定的尊重」「自己一致」、
ワークショップとファクトリーの対比、
ワークショップの参加者が「存在」そのものであるということ、
ファシリテーター自身が「どうする」ではなく「どうありたい」が大切だとこと、
などなどたくさん学ばせてもらった!これからの場作りに生かしていきたい。

とても充実した気持ちになって唐津へ到着。
今年度から委員を拝命した「唐津市景観まちづくり専門家会議」
のキックオフ会議に参加してきました。
議長には九大の高尾先生が選出、久々にお会いしましたが
お元気そうで何よりでした。

今年度唐津市が実施する公共事業のうち、
景観的な配慮が必要なものをピックアップして、
専門家委員と協議を重ねて改善を図ります。

高尾先生がおっしゃっていたように、
「質の担保」と「行政の仕組みに合わせた効率的な手法」を
同時に実践するチャレンジです。
私も微力ながら専門家として助言・改善に役立てればと思います。

現地確認のために久しぶりに町田川をみましたが、
風景に調和した風合いのある橋がいくつか並んでいて、
とても素敵な風景だなぁと再認識。
地元の委員さんによると、最近ではSUPのツアーをしているんだとか。
とても素敵な試みですね。

夜は仲良し陶芸家やまちづくり仲間と、
私の大好きな唐津居酒屋「大八車」へ。
ものづくりや島のこと、東京とローカルのこと、
唐津の魅力そして2地域居住のことまで、
いろんなことを話してあっという間の時間でした。

素敵な本や風景に出会い、仲間と語り合えた、
とても満足な1日でした!

(佐藤 直之)

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