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2022.03.01 / dairy

仕事道具。

先日、大村観光ガイドブックの編集・デザインでお世話になった
コモン編集室・瀬口さんのところへ。

瀬口さんは、編集という書く仕事をしている中で、
Linde CARTONNAGEという文房具屋さんを経営されてます。

世界中から取り寄せた万年筆やインクが所狭しと並んでいて、
もう楽しくてワクワクする空間。

弊社はまちづくりのプロデュースやコーディネートという
地域に行って住民の方々と話す、提案する、まとめるという
現場の仕事と、戦略や枠組みを考えたり、企画したりという
デスクワークの仕事の2種類があります。

そのデスクワークのお供が万年筆。
学生の頃から、パソコンでデータを作る前にまず自分で考える、
手書きで描いてみることを恩師から徹底的に叩き込まれたため、
手書き作業は体に染み付いています。

考えを整理したり、発想を飛躍させたり、
紙にペンを走らせる作業は私にとって大切なプロセス。

その相棒が万年筆。
いつも仕事で使うものから、大切な手紙を書くとき、ここ1番の
勝負で使うものなど、数種類の万年筆を並行して使っています。
インクは基本的にブルーブラック系が中心。

瀬口さんの万年筆、インクの情熱に感化されて、
仕事道具を新調しました。
つけペン、ガラスペン、また描き心地が違ってとっても楽しい。

大きな設備投資ではないけど、新たな気持ちで仕事に向き合える、
大切な相棒に育てていきたいと思います。

(佐藤 直之)

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