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2021.03.23 / project

住民と専門家の協働で、未来を拓いていく。

昨夜は久しぶりに江迎活性化協議会のリアル会議。

今年度はコロナ禍でなかなか思うように動けず、
地域住民の皆さんと突っ込んでの議論や取組みが
できませんでしたが、地域住民へのアンケート調査と
専門家による現地調査、度重なる検討を重ねてきた
「江迎景観ガイドライン」の最終報告。

アルセッド建築研究所の清水さん、
Takebayashi Landscape Architectsの竹林さん、
そして弊社による3者の専門家チーム。

江迎の皆さんが大切にしたい景観、そして
これからの景観まちづくりにつなげるための実践のヒントを
ふんだんに盛り込んだ景観ガイドラインは、
地域の皆さんにもとても喜んでいただいて、
「江迎ならではの川の風景をもう一度取り戻したい!」
「中町通りの空き地を、地域の資産として活用したい!」
様々な前向きな意見が飛び交いました。

そして第2部は、江迎のプロモーション・ブランディング
の専門家としてプロジェクトに参加していただいている
Lightの島巻さんから、アップデート中のまちづくり拠点
おおたやのネーミング・ロゴのお披露目。

宿場町としての江迎の文脈、おおたやの運営を支えるママさん達の思い、
そしてこれからの江迎の向かう方向性を踏まえて作ったVIはとても評判が良く、
これからのまちづくりの象徴として受け入れていただくことができました。

地域を動かす住民と、まちづくりの可視化をサポートする専門家の
コラボレーション。

今年度はコロナの影響で方針づくりや議論の時間が多くなりましたが、
来年度はこの打ち立てた柱をもとに、地域の方々とガンガン動いていく
1年になればと今から楽しみにしています。

(佐藤 直之)

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