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2014.10.02 / project

佐世保トレイルプロジェクト、スタート!

今週は1泊2日で佐世保出張。

1日目は昨年度関わっていたブランド観光圏のセミナーに参加し、
観光の本質が「地域の暮らし」にあり、その地域を磨くことが
観光に繋がって行くという清水 愼一さんの言葉に勇気づけられた。

翌日は昨年度に引き続き、俵ヶ浦半島のトレイルワークショップ。
ワークショップまでに時間があったので、久しぶりに佐世保を巡る。
ずっと行きたかった「針尾送信所」へ。無線塔の真下に立つと、
その構造物の偉大さがよくわかる。
危ないだろうけど、せっかくだったら中に入りたかった。

針尾無線塔

針尾無線塔

そして、土木コレクションの図録に掲載されている西海橋へ。
改めて美しいなぁとしみじみ。

西海橋

西海橋

お昼には、一度行きたかった、西海市の海の駅「船番所」へ。
海鮮のランチバイキングと聞いてはいたけど、魚の種類が少なかったなぁと
少々物足りなさを感じて会計を済ませると、その隣に「お寿司コーナー」を発見・・・
まぁ全体的には美味しかったので良しとしよう。

佐世保・西海をさーっと回ってリフレッシュしたところで、いざ俵ヶ浦へ。
久しぶりの俵ヶ浦町、地元の方々。
お部屋に入ると、“いつもの”差し入れが机の上に置いてある。
かから餅というのだそう。
「今回のは失敗だなぁー」と勧められたけど、十分美味しかった。
俵ヶ浦の魅力は、九十九島の景観や歴史遺産、豊富な食材・自然はもちろん、
このあったかい人のおもてなしが何より。

地元の方々にいただいたかから餅

地元の方々にいただいたかから餅

かから餅を食べて、地元の方々との会話も弾み、
九大樋口先生のリードで、今年のやることのアイデア出し。
「うちのまちに若い人なんてくるとかいな?」なんて不安を言いながらも、
気がつけばまちの釣り自慢がはじまり、最後には「うちのまちは最高じゃ!」って。
シャイだけど、とっても素敵な人達が俵ヶ浦町にはいる。
それで十分。あとはどうやってここの豊かさを伝えるかが大切な仕事。

夜は、今年から始まる隣の庵ノ浦町へ。
まずはお決まりの「まち自慢」から。
ワークショップを始めると、まちの物語や資源が出てくる出てくる。
2時間、話は尽きませんでした。

これだけのまちへの愛着とエネルギーがあれば、
きっとうまくいく。あとは、その地域の思いをどう形にして、
内外への発信と交流、将来的には暮らしの継承(=移住を視野に)に
繋げていくか。そこが、私達よそ者の出番。

観光もトレイルコースをつくるのも、
やっぱり原点は地域づくり(=地域から、地域の暮らしを豊かにすること)。

いろんなまちで、迎えてくれる素敵な人達がいる。
これだから、地域づくりの仕事はやめられない

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