この1週間のうち3日間は東彼杵町へ。
千綿エリアの観光まちづくりワークショップ、加工場の事業計画打合せ、
観光資産の検討会と、様々な事業が同時並行で動いています。
東彼杵町とのご縁ができてからまだ半年しか経っていませんが、
地域の先輩方や移住してきた若い世代の店舗経営者などたくさんの人達
に出会い、海岸線、茶畑、夕陽…と様々な風景をめぐり、
どっぷりと東彼杵に浸かっているところです。
昨日は長崎新聞の取材を受けて、プロジェクトの経緯や他地域との比較、
千綿・東彼杵町の可能性、今後のことについて、あれこれとお話ししましたが、
改めて聞かれると自分の思考の整理につながります。
私が関わっている地域では一般的に、地域の先輩方が地域の課題を何とか解決したい
と立ち上がり、計画や戦略づくり、そして具体的なプロジェクトを展開する中で、
「誰がやるのか」という人材不足(若手不在)の壁にぶつかることが多々あります。
千綿エリアはその逆で、店舗経営者を中心に若い世代が移住者を中心にまちづくりに
取り組んでいて、個から千綿エリア全体へとどうつないでいくかが課題となっています。
つまり一般とは逆のケースですね。
当然まちづくりのプロセスは異なりますので、常に対話を続けながら、軌道修正して
事業を進めています。
世代も地域の枠も取っ払って、少しずつですが確実に前進しています。
写真は先日ソリッソリッソで開催した第3回ワークショップ(撮影:小玉デザイン制作室 小玉大介氏)