唐津焼の活性化のお仕事をすることになってはや5年近くが経ち、
気がつけば唐津焼の魅力にとりつかれています。
唐津焼の魅力とは、一言では言い表せないけども、
見た目の派手さではなく、使っていく人達によって
多様な変化が生まれてくるものだと思っています。
そして料理が映える、図と地で言えば、「地」のような器。
そんな魅力を発信しようと、「食と器の縁結び」というスローガンを作り、
これまでやきもん祭りを行っています。
その中でも特に人気があるのが、陶芸家がマスターを務める
「唐津焼角打ちBAR」。陶芸家と器談義を楽しみながら、お酒を楽しむ。
毎回大盛況で、「日常的にあったら良いね」なんて声も聞こえてくるように。
陶芸家や料理人さんたちと話しているうちに、実際にやってみようかと
話がどんどん盛り上がってきて、そして気づいたらこんな企画ができました。
「唐津・食と器ラボ」
陶芸家が月替わり角打ちマスターに扮して、唐津の飲食店・料理人達と
コラボをしながら、唐津焼の新たな魅力を発信していく実験基地。
いよいよ明日からスタート。
唐津焼の新しい使い方や日本酒に合うおつまみなど、食と器にまつわる
新しい試み、場作りを提案していきます。
民間主体の取り組みとして小さく始まった企画ですが、
いつかは実店舗として定着するのが私の願いです。
(どうやって資金を捻出していくかが最大の課題)