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2016.05.12 / thinking

地域ごとに、ミライの形がある。

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これまで、様々な地域・分野の計画づくりに関わってきました。
今年度は、唐津市や佐世保市、筑紫野市等で、地域全体の振興計画や
景観計画、観光戦略、地区計画づくりのお仕事を頂いております。

その計画づくりのプロセスとして、地域住民によるワークショップを
開くのが主流となっていますが、基本的な型があるようでいてこれが
本当に難しい。毎回常にそう思います。
なぜなら、地域によっての課題や行政・地域体質、年齢構成、人柄、
それぞれ違うので、同じやり方でやっても期待する答えなんてでてきません。

だからこそ、毎回悩むんです。
・現実的・ネガティブになりがちな地域をどう前向きにする機運をつくれるか?
・未来のことだから若い人達に多く参加してほしいけど、人材がいない・・・
・未来っていつのこと?10年後?30年後?50年後?
・未来を語る事も大切だけど、具体的な行動もするきっかけをつくりたい。

計画は大切な地域の道標であり、まちの姿勢を対外的に示していくスローガン。
そのゴールとプロセスを、時間をかけて丁寧に設計していくことが大切。
本格的に始動する前に今一度事業の本質的なことを考え、
たくさんの考え方に触れる機会をつくっています。

今の時期にしっかりと幹をつくっておけば、後は地域との化学反応を楽しむだけ。
良くも悪くも想像できないような展開になることも、その地域の魅力だから(笑)。

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