昨年度関わった対馬市観光振興推進計画を踏まえて、
さらに対馬の観光コンテンツを深掘りするプロジェクトが
今年の夏から始まりました。
昨年度の業務を通じて対馬の観光特性や事業者の想いは
把握できていると自負していますが、長い歴史の中で
育まれた対馬はまだまだ知らないことばかり。
先日は対馬市の担当者と対馬の観光のあり方について
色々と語り、そして空いた時間を利用して気になる
スポットへ連れて行ってもらいました。
観光って綺麗なところ、美味しいところ、といった
良い部分ばかりを評価しがちですが、
対馬は今の現状をしっかりと受け止めて、
良い部分も悪い部分も含めて観光資源ととらえ、
コアに学び、楽しんでもらえるような観光地づくりを
目指しています。
国防の最前線として活躍した砲台跡、
自然のパワーを感じる原始林と山々、
綺麗な海とは裏腹に中国、韓国からの漂着ごみに
悩まされる漂着ごみ最前線の島対馬。
わずか2日間回っただけでもディープな一面が見えてくる。
赤島では約30年塩作りを行い、ネットが発達した今でも
注文は直接注文・口コミだけという塩作りのレジェントお爺ちゃん
ともお話しすることができた。
対馬、楽しいです。
(佐藤 直之)

上見坂公園の眺望

上見坂公園の奥に潜む砲台跡

神聖なる竜良山

漁火公園

赤島に漂着するごみ。対馬は漂着ごみの最前線