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Roots

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2014.05.30 / thinking

想いの共感と出会いを大切に。

最近、「ホームページを拝見しました」ということで、
お問い合わせをいただくことが増えている。

FACEBOOKとも連動していないし、基本は名刺交換させていただいた
方にしかWEBのアドレスは伝えていないはずなのに、
わざわざ探してくれて連絡していただけるのは本当に嬉しい。
気軽なSNSとは違って、わざわざ探して連絡してくれるのだから
その分想いも伝わるし、どのお問合せメールにもしっかりと
想いが込められている。

しかも、「想いに共感しました」との連絡は涙が出るほどに嬉しい。
まちづくりや観光の仕事をしていると、常に「誰のために」「なんのために」
究極は「自分は一体、地域社会にとって何か価値あることをしているのか」と
不安にかられることも少なくない。

最近は、自分のしていることを説明する機会が増えていて、
「わかりやすく」伝えることが求められる。
民間の仕事をしている人にとっては、公共の仕事というものは結果が
見えにくくて非常にわかりにくい側面があるのだろう。
なかなか理解を得られないことも多い。

そんなときについつい「ホームページを見てください」なんて
言いたくなる時があるが、全く門外漢の人に対して直接言葉で理解を
してもらうことも今後重要になってくるんだろう。

私なりに考えるまちづくり。
それは、「一人でも多く、町のことを好きになり、住む人を増やす」
ことなのだ。以前唐津のフリーペーパーRoastを作るときにも考えたように、
10000人ではない100人の琴線に触れ、まちのことが大好きになり、
自発的に、主体的にまちに関わって行く人たちを増やしていくこと。

そのためには、あらゆる手段の中からその土地に合ったアプローチを選択
しなければならない。その実現に向けて重要なのが、地元に住んでいる方々。
私は言って見ればよそ者である。その町をずっと育てていくのは、
そこに住んでいる方々なのだから。
住んでいる人たちが気づかないことは、よそ者の私達が少しきっかけをつくり、
アイデアを提供して行く。当然先行して動かして行くことも必要になる。
でも最終的には、その土地の中で、私がいなくなっても想いを持ってまちを
育んで行く人たちが根付くことが結局はゴールなんだろうなと最近思う。
その人たちがいることが、結局はまちの価値をあげていくことなんだから。

そのためには当然ながらにアウトプットもこだわっていかなくてはならない。
デザイナー、建築家、ミュージシャン、不動産屋、商業者・・・
様々な専門家を多様に巻き込んでいくことで、話題も自然と広がって行く。
想いを共感し、協力してくれるブレインの方々がいてこそ、
ルーツの想いも達成する。

ホームページでお問い合わせいただいた方々と最近やりとりし、
お会いした方もいる。長い時間をかけてパートナーになって行ければ
嬉しいです。

1年前、ルーツを開業したときにお祝いをしてくれた、
今でも大切なパートナーのことを思い出しながら、
ふとそんなことを考えた。

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