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2018.12.19 / project

教育の魅力化は島の未来をつくる。

先週、今週と続けて唐津市の七つの島の1つ馬渡島へ。

現在、七つの島では様々な地域づくりに取り組んでおられ、
私も七つの島のロゴ作りや島の冊子・ホームページ作りで
かれこれ5年ほど前から関わらせていただいています。

この度、馬渡島で取り組んでいる島留学の教育の魅力化に
向けた調査と検討業務でご依頼をいただきました。

正直教育は専門外ではありますが、3歳と5歳の子供を育てる
親として教育には近年とても関心を寄せていて、
特に地方で子供を育てることの魅力や可能性を大いに感じていました。
また、まちづくりの中心には「ひと」がいて、
その人を育てる「教育」は地域づくりの根幹だと思っています。

大変光栄なご縁をいただき、先週そして今週と名護屋港から
フェリーに乗って馬渡島へと伺いました。

さすがに冬の玄界灘。時化ているからかなり揺れます。。。
(2回ともかなり揺れました)

現地では、馬渡島の区長さんや馬渡小・中学校の校長先生、
聖母園の園長先生やシスター、聖母保育園の園長先生、
地元のキーパーソンの方々とたくさんお会いして、
島の現状や教育の課題・可能性、教育を通した島の未来について
色々な思いをお聞きすることができました。

一番印象的だったのは、本土から離れているため、
島の中でなんとかしようという知恵とコミュニティ、生活の知恵が
生まれているということ。本土へのないものねだりはありませんでした。
しかも、小中学校は卓球が強くて、卓球留学の生徒さんが来るほど。

2回の調査で島をぐるっと1周案内してもらいましたが、
島独特の景観や今も現役の美しいカトリック教会、充実した教育環境、
島で新たなチャレンジをする拠点と、可能性も十分秘めています。

さぁここ馬渡島でどんな教育が提供できるか。
3月までとリミットは限られていますが、島留学の魅力化に取り組む
講師の勉強会や先進事例調査も交えながら、
馬渡島の教育の魅力=馬渡島の未来を一緒に考えていきます。

港で荷物を待つ島の人達

港の風景を見渡せるカフェ&民宿のまだらや

聖母保育園

展望台から見た島の先端

島で一番高い展望台

カトリック教会の内観

カトリック教会の外観

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