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2014.08.30 / dairy

日本のものづくりを支える人達。

chausse

昔から靴がとっても好き。

私の行きつけの洋服屋さんで、
私の体格、好みを熟知するスタッフTさんから
「佐藤さん絶対に気に入るから!」とオススメしてもらったのが
Chausserという日本ブランドの革靴。

革靴といえば、イタリア、イギリス、アメリカと
海外に憧れのブランドがあるもんだから、あまり期待していなかった
んですが、そのモンキーブーツを見た瞬間に完全に心を奪われて。。。
すぐさま購入して、お気に入りの一足として大活躍。

以来、すっかりchausserのファンになり、
色違いのモンキーブーツをかみさんにプレゼントしてもらった。
そして1年ほど前に再びお店を訪れると、Chausserの新作が。
欲しいと思っていたUチップの黒革靴。。。
エンボスレザーにクラシックなシルエット、ON・OFF両方行ける!

これは欲しい!とTさんにサイズを確認してもらうと、なんとサイズがない。
聞くと、これから発注をかけて約1年待ち。。。
基本せっかちな私なので商品を待つなんてことはよほどのことがない限りは
しないけど、今回は待つに値する価値があった。

そして先日、ようやく商品が入荷したと連絡が入った。
Chausser3足目。革が自分色にどう変わって行くのか楽しみ。

日本のものづくり、捨てたもんじゃない。
良いものをつくっていくことはもちろん大切だけど、
Tさんのように、その商品の魅力やストーリーを丁寧に
消費者に伝えて行くことがファンづくりには欠かせない。
そのためには、お店は大きくではなく小さくあった方が、
コミュニケーションの質は格段に高まる。

先日Tさんと仕事のことを話していた際の一言。
「洋服を売るだけだったらキオスクのおばちゃんと変わらないですよ。
 僕は、企画もデザインもPRもイベントも、洋服に関することだったら何でもする。」

素敵な人だ。洋服買うなら、またTさんを訪ねようと強く思う。
多少高くても、ネットではなく、Tさんのところで買いたくなる。
Tさん自身、私にとってはその世界への窓口であり、商品の一部なんだ。

日本のものづくりを支える人達、かっこいいなぁ。

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