AIが発展することで人間の仕事が奪われると言う
マイナス面をよく耳にしますが、私はそう思いません。
むしろ、人間にしかできない感情・情緒的な部分であったり、
もっと人間らしい生活やライフスタイル、自然との共生など、
技術をもっと積極的に活用することでもっと豊かな、本来あるべき
暮らしや働き方ができると思っています。
そんなAIによるデータ社会における日本の未来を描いた
「シン・ニホン」ようやく読了しました。
大学を含めた「知」の部分にもっとお金をかけるべきことや
データを活用・マネジメントできる人材を育てること、
そして何よりも未来への投資・未来を描くビジョンが大切なこと。
とても興味深く読みました。
最終章の「風の谷構想」は、技術を活用することで
人間本来の豊かさを提供する地域のあり方を描く、
とても共感するビジョンです。
最後の一言は、「行動するのみ」。
勇気づけられる本でした。
今年一年の激動の中で、色々と考え、悩みました。
その中でルーツなりのビジョンをきちんと描き、そして
地域社会に対して「自ら行動できる」会社でありたいと思います。
来年は色々と新たなインプットをしていく予定で、
「ルーツ思考」を形にする一年にしていきます。
(佐藤 直之)