あっという間に8月に突入です。
連日の暑さに参っておりますが、
夏は海や山、川の自然を満喫できる
旅にはうってつけの季節です。
子供が生まれてから、地方の自然を体験する
ことが旅の大きなテーマになりました。
車やレンタカー借りて、キャンプをしながら
旅をするスタイルが定着したのもその影響です。
「その旅先でどんな自然体験ができるか?」
ということが、旅の目的地を決める上でとても
重要な理由になっています。
コロナになってから、毎年恒例だった海外旅行が
できなくなり、国内の滅多に行くことがなかった
ローカルの自然体験旅を続けています。
北海道東、信州、四国、そして九州の津々浦々と、
その土地ならではの自然に身を投じ、一体となり、
自然アクティビィティを自ら体験してきました。
キャンプ、トレッキング、登山、カヌー、沢登り、
レールマウンテンバイクと、その自然を最大限に
味わうための魅力的なコンテンツに出会い、
九州各地の観光コンテンツ造成に向けてのヒントを
肌で感じて体得することができています。
私が実際に訪ねて、魅力的な自然体験コンテンツに
共通していると感じたことは以下の3つ。
・その土地ならではの自然の価値に最大権の敬意を払い、
自然に負荷のかからない必要最小限の設備を使って
楽しめるコンテンツになっている。
・自然の価値を自ら体感し、その自然に惚れ込んだ
ネイチャーガイド(プレイヤー)がいること。
そのガイドさんは話を聞くと移住者であることが多い。
ガイドさんがいることで地域交流にもつながり、
地域の魅力を教えてもらえる。
・商業主義に侵されていない、魅了する地域ブランドイメージ
がしっかりあること。知床や阿寒湖、仁淀川、屋久島は、
観光客は多いものの自然のイメージ=地域イメージがきちんと
確立されていて(つまり、自然環境を守るための努力がなされている)
実際に来訪した時の観光ギャップが全くない。
それこそが、「聖地」としてコアなファンを魅了し続ける魅力であり、
わざわざお金を払ってまで訪ねる来訪価値につながっている。
実際に体験してみて、体験料もしっかり設定されてますが、
「高い!」と感じることはほとんどありません。
まだまだ美しい日本はたくさんある!
もっとフットワーク軽く、いろんな自然を体験していきます!
(佐藤 直之)

知床トレッキング

阿寒湖カヌー

仁淀川ラフティング

奥飛騨レールマウンテンバイク

屋久島トレッキング

フォレストアドベンチャー糸島