Roots

blog

昨年度からお手伝いしている唐津市七つの島。

唐津市離島地域コーディネーターの小峰さんが
地域とのハブになって、島の商品開発や移住支援、
コミュニティ形成に尽力している。

地道だけど、彼女の献身的なアプローチがあって、
少しずつその成果が現れてきている。
その1つが、松島のレストラン。

松島出身でイタリア料理のシェフとして活躍する宗さんが、
一日限定で開催してきた島のレストラン。
その取り組みに共感して人気を集め、回を重ねる毎に宗さんの
気持ちも変わってきたのだろうか。
今年故郷の松島でレストランを開くことになり、そのロゴマークと
ショップカードのデザインをお手伝いすることに。

彼のピュアで温かな人柄と、松島の島の形をモチーフに、
ロゴに想いを込めた。彼の希望と島の未来が重なりますように。

matsushima01

matsushima02

matsushima03

Print

ShopCard

今日は数十年ぶりの大寒波に襲われ、
家でゆっくりと仕事をしています。

1月に入り、毎週末に北崎地区の移住インタビュー調査をしています。

北崎は全国の地方都市と同じように、少子高齢化・人口減少の課題に
直面しつつあり、これから地域の文化やコミュニティ、自然環境を維持
していくためには若い世代の力が欠かせない状況となっています。

そこでまずは、北崎地区の人達が考えている「住んでほしい世代・分野」の
ターゲットを対象に、実際に北崎に来てもらって、北崎の特性や課題に直に触れて、
北崎移住に向けた可能性と課題を検証しようと調査を実施することに。

昨日はその2回目の調査となりましたが、1回目同様に天候は最悪。
でも、都市部に住む人達の本音や子育て世代の実情そして未来まで、
リアルな声をたくさん聞くことができてとっても有意義な会となりました。
来週末にもう一度調査をすれば、あとはレポート作りに入ります。

こうした生の声をきちんとまちの現場にフィードバックして、
地に足の着いた、そして北崎の未来をつくっていく事業へと
繋がることを目指して、丁寧にレポートを描きたいと思います。

kitazaki_1601

昨日、平成27年度の唐津市中心市街地活性化協議会が開催され、
「唐津市中心市街地活性化基本計画 新計画(2期計画)」について
協議が行われ、協議会として承認を受けました。
今後は協議会から市長に意見書が提出され、内閣府の方で計画の最終審議が
なされる予定です。

私は平成26年度から唐津市中心市街地活性化協議会のタウンマネージャーとして
関わらせて頂いています。新計画のコンセプトにもあげられたように、
今後の少子高齢化・成熟社会・インバウンド社会を視野に入れると、
いかにローコストで「唐津らしさ」を徹底できるかが鍵になると考えています。

つまりは、量から質への転換。
全国の市町村が「地方創生の大号令」で、いわば人の奪い合いになっている気がします。
確かに都市→地方へのシフトは大切なことですけど、数だけの理論で考えるのではなく、
「どんなまちにしたいか」「どんな人達に住んでほしい、来てほしい」と、
この町を愛してくれるファン=定住者、移住者、リピーターをつくっていくことが
まちの差別化に繋がり、人が減っても生き残って行くまちになると考えています。

そのためには、「唐津らしさ」が必要なんです。
私の唐津らしさとは、「そこに住んでいる住民」×「地域に根付く生活・文化資源」。
唐津には元気な人達や若者・女性がたくさんいるし、魅力的な資源がたくさん残っている。
その資源をみんなで徹底的に磨くことが、まちの魅力化・ファンづくりに繋がって行く。

いまタウンマネージャーとして関わっている主なプロジェクトは以下の通り。
・呉服町の再生リニューアル
・歴史的建物のリノベーション・活用
・城内地区・曳山通り景観まちづくり
・唐津焼の振興(唐津やきもん祭り、窯元ツーリズム)
・唐津文化遺産の活性化

唐津のRe・Innovation。
1つ1つ丁寧に磨いて続けて行けば、唐津は和文化に満ちあふれた憧れの町になる。
どういう形で関わって行けるかはまだわかりませんが、
地元の声に耳を傾けつつ、まちの未来を展望しつつ、お手伝いできればと思います。

呉服町商店街の再生リニューアル

呉服町商店街の再生リニューアル

歴史的建物のリノベーション・活用

歴史的建物のリノベーション・活用

城内地区・曳山通り景観まちづくり

城内地区・曳山通り景観まちづくり

唐津焼の振興

唐津焼の振興

文化遺産の活性化(写真:唐津市フォトライブラリー)

文化遺産の活性化(写真:唐津市フォトライブラリー)

art

本物を養う眼。

それは日常の中に「存在」することから始まる。
慌ただしく過ごす中で、外出する前に見ることで、
触れて実感することで、配置を変えてみることで、
自分なりの審美眼が培われて行く。

地域の仕事をする中で、そこにある地域資源をいかに
捉えて、価値を高めて行くか。
そのためには、その背景や価値に自分自身が触れないといけない。

今の仕事で言うと、唐津焼の仕事はまさにそうだ。
眼で見ることはもちろん、「本物」「一流」と言われるものを
触って、実際に使ってみないことには何の評価も生まれないし、
人の琴線に触れることはない。

幸いにも私はそうした日常の機会に恵まれている。
まだまだと反省することばかりだけど、
自分なりの楽しみ方、価値基準を持って行くことが、
人生を豊かに、仕事に厚みをつくっていくんだと思う。

ヘリテージチラシ最新入稿用メール用

唐津は歴史ある街というイメージがありますが、
後継者問題だったり使う手だてがなかったりで空家になり、
毎年じわりじわりと歴史ある建物が壊されているんです。

これからの時代、少子高齢化がますます進展する中で、
果たして大きなマンションが地方に必要なのだろうか。
唐津には「古い建物」という、磨けば宝になる既存ストックが
たくさんあり、その資源を活かしたリノベーションまちづくりが
進めば、もっと魅力的なまちになる。
その感性・価値観に共感する若い人達だって増えて来る。

唐津市の中心市街地活性化に関わるようになってから、
そうした問題意識がはっきりと自分の中で芽生えてきて、
地道にですが、築80年の建物のリノベーションや
まちあるき、イベントなどをお手伝いしてきました。

そうこうする中で、地元の建築デザイナーや建物の所有者、
まちづくり関係者と、唐津建築遺産の保存・活用について
想いが共有できるようになり、昨年歴史まちづくりに取組む
NPO法人も設立。

今年度は、唐津歴史遺産活性化プロジェクトを立ち上げ、
唐津の中で活用されている建築遺産の事例の情報発信や
セミナーを開催します。
その第1弾が、2月7日の「唐津たてもの活用術」。

建物に愛着を持って活用を続ける店主達。
その「生きた言葉」に耳を傾け、活用のヒントを探る。
1人でも多く背中を押されて、活用に踏み出すきっかけになれば。

予算的に時間的にも一気に解決はできないけど、
1つでも多くの建物が息を吹き返し、
唐津のアイコンとなりますよう支援して参ります。

Copyrights