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お盆明けからのコロナ感染拡大、緊急事態宣言の再発令を受けて、
地方出張がことごとく中止もしくはオンラインに。。。
ふと振り返ると、8月に入ってから一度も地方出張に行ってない。
こんな長いこと出張がないなんて初めてのこと。

しかも弊社スタッフは日頃から別々の場所で仕事をしており、
コロナ前からリモートワークを実践中・・・

感染拡大を避ける、密を避けるという意味では、
世間的に見れば模範的な働き方をしている我が社。

スタッフや福岡市内のチーム関係者とはちょこちょこ事務所で
打合せしているものの、これだけ出張がないと
引きこもりが当たり前になりすぎて、なんだか世間に置いてきぼりに
なっている感じがして少々不安になりますね・・・
(デスクワークや打合せはきっちり進めているんですが)

でもやっぱり、地方に行って現場に行きたい、空気に触れたい、
クライアントや地元の皆さんと話したい。
リアルな交流にこそ価値があるし、そんな社会の中でこれからも
生きていきたいと切に願っています。

(佐藤 直之)

先日、偶然にも訪れた大分県竹田市のラムネ温泉。

ずっと行ってみたかった温泉。
泉質の高さで今や大人気の温泉になっていますが、
私のお目当ては「温泉」というよりもむしろ「建築物」。

自然をモチーフとしたユニークな作品を手がける建築家として
有名な藤森照信さんが設計した温泉で、九州の事例としては
とても有名。

温泉を早々にあがって建築探検(内湯の空間も面白かったですが)。
玄関、中庭、敷地の外、最後に2階といろんな角度から建築を眺めて、
可愛らしいフォルムと角度によって変わる表情の豊かさを体感しました。

近代的な建築はどちらかというと「空間との一体化」の名の下で、
透明感のあるガラスやルーバー、コンクリートを使ったシンプルで
スタイリッシュなものが多いですが、藤森さんの建築はそれとは
対極的なデザインで、「人間としての温かみ」が感じられてとても好きです。

私が唐津のまちづくり会社で働いていた時、
唐津の建築遺産・旧唐津銀行の生誕100周年の事業に関わっていました。
旧唐津銀行の保存委員会に藤森照信さんが関わられていたことを知って、
100周年記念事業の一環として藤森さんの講演会を企画提案しました。

唐津市の職員の方と一緒に東京まで講演依頼に行きましたが、
とても気さくで優しいお方でご快諾いただきました。

その講演会は素晴らしかった。
屈託のない笑顔で建築のこと、歴史のことを語る藤森さんはとても印象的で、
言葉の1つ1つに「建築や街並みに対する愛」を感じました。
そう、藤森さんに人間としての温かみがあるのです。

旧唐津銀行における藤森照信さんの講演

建築って人間性が現れるんだなって、藤森さんの建築物を間近でみて
そう感じました。
そんな建築物やコミュニティが1つ1つ重なって街や地域が作られる。
地域も人間性が出ていた方がうんと面白いと思います。

(佐藤 直之)

1ヶ月近くみっちりと準備を重ねて挑んだ長崎県対馬市
の観光振興計画のプロポーザル、
競合ひしめく激戦を勝ち抜いて採択していただきました!

先日対馬市担当課との初回打合せをオンラインで開催し、
いよいよプロジェクトがスタート。
という矢先のコロナウイルス感染拡大・・・
対馬に伺えるのはちょっと先になりそうです(涙)

対馬とのご縁は大学時代まで遡ります。
当時、私とスタッフの宮崎が所属していた大学の研究室で、
対馬市厳原町中心部の景観ルールづくりや景観に配慮した
道路づくり等の住民参加型まちづくりプロジェクトに関わっていました。

何年にもわたって対馬に通い、地元の人たちと一緒にお酒を飲み、
美味しい海産物を食べさせてもらい、民宿やご自宅に何度も泊まり、
楽しい記憶が蘇ってきます。
中でも、韓国との交流が深い対馬ならではのお祭り、アリラン祭りに
衣装を着て参加したのは貴重な経験となりました。

大学時代に参加したアリラン祭り

その大学時代にプロジェクトで通った対馬に、
またこうして関わることができて本当に嬉しく思います。

プロポーザルの提案にあたって、改めて対馬を訪ねて、
島全体を巡りました。

対馬のあちこちに広がる多島海の絶景、透き通った綺麗な海。
コアな釣り好きを魅了する豊富な漁場と新鮮な海産物の数々。
日本の国防の最前線としての役割を果たした圧倒的な歴史遺産。
とんちゃんやアリラン祭りなど、大陸との交流で生まれた地域文化。

厳原ばかりに通っていた大学時代には知り得なかった
対馬の魅力や個性が次々と浮かび上がってきました。

対馬の絶景(烏帽子岳展望所)

対馬の美しい海(三宇田浜海水浴場)

対馬の美しい海(赤島)

対馬の新鮮な魚の数々

とんちゃん焼き

観光名所の和多都美神社

歴史ロマンと風情が残る金田城跡

対馬は要塞ワンダーランド(姫神山砲台跡)

対馬は要塞ワンダーランド(豊砲台跡)

まだまだ行くことができなかった場所、
地元住民の方々に話を聞けばもっともっと対馬の
魅力が再発見できるんでしょう。

どんな対馬が浮かび上がり、対馬をどう楽しんでもらうのか。
まずは地元で観光を営む事業者の皆さんや関係者の皆さんに
話を聞きながら、対馬の観光の輪郭を描いていければと考えています。

また、対馬の観光を考えるにあたっては、
「どんな島旅が提供できるのか?」
立地や交通アクセス、コンテンツを含めた総合的な見地から、
「対馬ならでは」を考えていかねばなりません。

そう、壱岐や五島、沖縄、奄美、屋久島などなど、
九州・沖縄の島との差別化を図ることがとても重要に。

特に壱岐は立地的に近く、「壱岐・対馬」と同列で語られることが
あるため、壱岐からもう一歩足を伸ばして、壱岐ではなく対馬を
選んでもらうための戦略とコンテンツが必要だと思います。

ということで、先週末は壱岐へと視察に行ってきました。

あちこちに広がる美しいプライベートビーチの数々、
大人気の無人島体験、新鮮で美味しい海産物、
焼酎に加えてアイランドブルワリーという新たなる挑戦、
そして温泉と、いやぁ壱岐も魅力的なところがたくさん!

あちこちに広がる美しいプライベートビーチ

自然の地形美が織りなす辰の島

島の新たなチャレンジ、素敵です

民宿では質量ともに盛り沢山のお魚が提供

多くの学びがありました。行ってよかった。
きちんと対馬のためにフィードバックしていきます。

(佐藤)

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