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以前、千綿エリアの観光まちづくりのお手伝いをした
長崎県の東彼杵町。

その頃から、移住者による小商いがあちこちに誕生して、
まちのスケールに合った等身大のまちづくりが進んでいるなぁと、
自分の中ではローカルのまちづくりのお手本にしています。

そんな素敵なローカル・東彼杵町にまたまた新たな拠点が誕生した
との情報を聞きつけ、昨日の大村出張の帰りに寄ってきました。

その名も、「uminoわ」。
コインランドリーと縫製所(洋服のお直し)そしてお茶処で
構成された、ちょっと風変わりな施設。

この施設を手がけたひとこともの公社の森さんがちょうど施設にいて
ちょっと立ち話できたけど、来客も多くてゆっくり話が聞けず・・・

流行りに乗った、いわば商業施設の匂いはなく、
洗濯とか洋服とか、どちらかというと暮らしの一部にある機能が
散りばめられていて、どことなくゆるやかに人が集まってくるような
「新しい公民館」みたいな印象を感じました。

お手伝いした「木場のむすび」のおむすびを長らく食べれてないし、
数年前にオープンしたイタリアンでランチもできてないし、
素敵な斎藤ご夫妻が営んでいるさいとう宿場にも長らく泊まってないし、
コロナが落ち着いたらまたゆっくりと東彼杵へ行こう。

改めてオープンおめでとうございます!
緩やかに進化する東彼杵・千綿エリアをこれからも楽しみにしています。

(佐藤 直之)

先週末に訪れた久しぶりの別府。

ずっと行きたかった品のある古民家旅館に
絶品の中華、10年ぶり?のSELECT BEPPU、
新発見のセンス抜群の雑貨屋さんと、
限られた滞在でしたが新たな(というか根付いていた)
別府の魅力を堪能できました。

あちこちでまん延防止が延長されるとのニュース。
そうはいっても、地域の経済を止めてはいけないし、
そこに根を張って商売をしている人、人が来ないと
生きていけない人がいることを忘れてはいけない。

だから極力密を避けながら、
こうして地方に足を伸ばすことを地道に続けていきたい。
コロナに耐えきれず、地方の素敵な施設やお店がなくなる
ことだけは避けてほしい。地方の観光まちづくりに関わる
身として、自ら応援の意志・行動を続けていきます。

果たしてこの戦いをいつまで続けるんだろう。。。

塞ぎ込みたくなるニュースばかりで、ついぼやきたくなったので。
今週は諸々の事務作業とオンラインヒアリングちょこちょこ、
溜まっている資料作りにと、NO出張!NO密!で
静かに過ごしております。

(佐藤 直之)

今週はオンライン一色の1週間でした。

江迎の体験観光モニターヒアリングが8件、
佐世保市のコミュニティビジネスに関する意見交換が3件、
大村湾広域景観形成に関する打合せが1件、
対馬市の観光振興推進計画の報告会が1件。

中でも、対馬市の観光振興推進計画の報告会は、
これまでの膨大な調査と分析の結果を踏まえて作成した
計画書案に対する地元事業者への説明・意見交換という
大切な場でしたので気が引き締まりました。

コロナの感染拡大に歯止めがかからない中での開催で、
オフラインとオンラインに分けて開催しましたが、
ほとんどの方がオンラインでの参加となりました。

オンラインでいろんな方々との意見交換という慣れない
形での開催でしたが、音声・映像に問題は発生せず、
貴重な意見交換の場となりました。

これまで対馬で長く観光事業に関わってきた地元の方だからこその
ご質問やご意見が多く、コンセプトやターゲット、目標に対する考え方、
日本のルーツである対馬の捉え方・あり方、
観光を支える対馬の自然や環境をどう守っていくかという視点など、
とても有意義なディスカッションでした!

いただいた視点をもとに最終的な修正をした上で、
年度内に計画書を完成させていきます。

ご参加いただいた皆様、貴重なご意見ありがとうございました!

(佐藤 直之)

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