全国の地方都市において深刻な問題となっている人口減少、少子高齢化。
大型店舗の郊外進出もあいまって、中心市街地の空洞化が課題となっており、
全国各地で中心市街地活性化事業が展開されている。
人口13万人の唐津においても中心市街地の空洞化は喫緊の課題となっており、
平成22年3月に中心市街地活性化基本計画が策定され、
「歩きたくなる、住みたくなる、城下町唐津」をコンセプトに
中心市街地活性化プロジェクトがスタートした。
対象となるのは、中心市街地の142ha。中心には、唐津中央商店街による商業集積地
があるほか、城下町の名残がある城内地区や唐津城、曳山展示場、旧高取邸をはじめと
する文化観光施設が点在している。
唐津は、商業のほかにも、歴史的、文化的な魅力が備わった、コンパクトシティなのだ。
平成24年度より唐津市中心市街地活性化協議会のタウンマネージャーを拝命し、
商店街における空き店舗解消、歴史的建造物のリノベーション、まちなか観光といった
活性化事業のプロデュースをはじめ、商店街、城内地区、港エリアにおける
エリアマネージメント、関係者との事業調整に従事している。

商店街空き店舗の活用

文化遺産の活用

呉服町商店街のリニューアル

唐津焼の振興