
唐津城

石垣の道

旧大島邸

城内の路地

城内まちづくりワークショップ
唐津は言わずと知れた城下町。江戸時代の町割りや名残、歴史・文化資源がいまもなお息づいている城内地区を対象に、これからのまちづくり計画をつくるプロジェクトが2011年にスタート。ワークショップやワーキンググループ、イベントの事業立案・運営を行う立場でプロジェクトに携わった。
静謐な空間と賑わい、旧住民と新住民。異なる時間軸や人が交差する中で、どういうまちを目指して行くのか。まずは、「あるもの探し」の視点から、まち歩きや勉強会を開催し、地域資源を発掘した。その後は具体的なコンセプト、事業計画についてワークショップやワーキンググループで議論を深めた。最終的には、様々な文化・歴史資源が点在する城内地区をひとつの美術館に見立て、回遊性や暮らしの楽しみを醸成する「まちはミュージアム」をコンセプトに掲げた城内まちづくり計画を策定した。
計画策定後は、地元有志によるまちづくり団体「まちはミュージアムの会」が発足し、唐津の様々な偉人を輩出した耐恒寮のPR事業や古写真の収集・展示を中心に具体的な事業を展開している。