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私の仕事の大半は九州の地域のお仕事なので、
東京に出張することは年に数回。
そのうえ、上京しても打合せや現場がほとんどなので、
ゆっくり観光なんて時間はほとんどとれない。

でも、時間があったら寄ろうと決めているお店がいくつかある。
その中の1つが、蔵前にある文房具屋さん「カキモリ」だ。
先日の出張では半日ほど時間がつくれたので運良く寄ることができた。

企画の仕事をしているので、ノートやペンはいわば商売道具。
これまであらゆるものを試しては、自分に合ったもの、合わないものを
試行錯誤している。

このカキモリは、他の文房具屋さんとは一線を画す。
ノートの表紙・裏表紙、中の紙、留め具、全てを細分化し、
それぞれ好きな素材・色を選ぶことで、世界に1つだけのノートがつくれるのだ。
しかも、箔押までできるから、プレゼントにも大変喜ばれる。

とにかく楽しい。ワクワクする。没頭してしまう。
目の付け所が面白いし、物が溢れて過ぎてしまっているからこそ、
お店としての付加価値が際立っているように思う。
その場でつくってくれるし、「自分だけのもの」という消費者の心をつかみ、
一気にファンが増えていく。

この日もついつい買いすぎてしまった。
決して安くはない。高い。
でも、店内には若いカップルや女性でごった返しているのだ。
決して価格だけが若い人を惹き付けるのではないことを
このお店は証明してくれる。

お店に飾っているポスターもセンスが良いし、
お店独自で蔵前エリアのマップもつくってる。
買ったお客さんはそのマップを手に取って街に繰り出すから、
まちとの相乗効果も生まれている。

東京の友人に話したら、「蔵前ってどこや」と言われた。
東京の中でもローカルなのだ。
でも、そのお店をめがけて人がわざわざやって来る。

この商品を切り取るセンスと付加価値のつくり方は、
地方の商店街にとって大切なヒントが隠されている。

ちなみに、カキモリでつくったノートは大切にしすぎて、
まだ仕事では使えてないんですが。。。

kakimori

2015.08.19 / local

Tokyo Run-dscape

宿泊した渋谷から10キロラン。

公園があって、神社があって、参道があって。
日本のど真ん中にも、豊かな緑が残っている。

代々木公園

代々木公園

代々木公園

代々木公園

代々木競技場

代々木競技場

明治神宮

明治神宮

明治神宮

明治神宮

新国立競技場建設現場

新国立競技場建設現場

神宮球場

神宮球場

表参道

表参道

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同姓同名の佐藤尚之さんの著書「明日のプランニング」読了。
まさしく「目から鱗」でした。

仕事柄、地域の資源を掘り起こし、磨き上げ、発信し、集客するという
一連のサイクルに関わっていて、冊子やホームページ作ったり、
広告宣伝したりするんですが、ある程度の反響はあっても、
どうも「実感がないなぁ」としっくりこないことが多くて。。。

さとなおさんがしつこく書いていた「情報“砂一”時代」は、
はっとさせられる現実です。そうなんだよな、もう情報が溢れすぎてしまって、
見られる確率なんてほとんどない。人目に触れても、関心がなければ無視される。

その現実をきちんと受け止めた上で、
マスベースとファンベースにきちんと分けてプランニングする重要性は
ぐっと心を掴まれました。

こんなに情報に溢れる時代だからこそ、身近にいる「ファン」を大切にする。
そのファン達から「生きた言葉」で伝わっていく。
そうすれば、時代に流されない、きちんとした価値を提供できる。
商売の原点であり、地方の本質的なことだと私は感じました。

現在お手伝いしている商店街や酒蔵のお仕事の「根っこ」を気づかせてくれました。
特に最後の「ファンベース」のプランニングのあり方は、是非とも商店街や
酒蔵の人たちにも読んでほしいし、共有したいなと思ってます。

さとなおさん、ありがとうございます。

tirin01

tirin02

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お盆休みは実家の鹿児島で家族と一緒に過ごしました。

普段フル回転している頭を空っぽに。
鹿児島の風景の中でただぼーっとしていました。

中でも、「鹿児島のモンサンミッシェル」と言われている(らしい)、
指宿の知林ヶ島はとても素敵な場所でした。
干潮で島に渡ることもでき、ちょうど良い散歩道に。

今回の帰省では、指宿、吹上、日置と、鹿児島の海岸線をドライブで
巡りましたが、「まだまだ日本も捨てたもんじゃない」そう思わせる
素敵な水辺の風景にいくつも出会いました。

たくさんの英気を養って。
今日からまた仕事頑張ります。

私を育ててくれた街、唐津。

関わってかれこれ8年目。
いま様々な地域のまちづくりに関わらせていただき、
専門的なアドバイスができているのも、
唐津という1つの街で地域にどっぷり浸かり、
現場からの事業提案・実践をさせてもらっているからだ。

毎年お仕事を頂けるだけ本当に幸せなこと。
8年も関わっていたら、唐津の中でも様々な現場に出会い、
人付き合いも増えてきて、いまじゃどの街よりも知り合いがいる。
近所の子供や後輩のように可愛がってくれる。
だから、自分にとってはかけがえのない街なのである。

今年は中心市街地の活性化だけでなく、観光戦略や歴史まちづくり、
景観まちづくり、唐津焼プロジェクト、文化遺産の再生と、
多種多様なプロジェクトが同時並行で動いている。

「唐津は良いものがあるけど、PR下手だ」と言われて久しい。
でも、今年の街の空気はどうも違う。
地域の方々のエネルギーが変わってきてるし、1つになろうという
意識も徐々に芽生えている。

いま、集落の再生をテーマにしたドラマ「ナポレオンの村」が
人気を集めているが、ドラマとは言えど、地方の現状と活性化するための
ポイントをよく捉えているなぁと楽しく拝見している。

でも、地方の現実はそうではないし、スーパースターは要らないと私は
常々思っている。スーパースターがいなくなったら、街は終わってしまうから。
そうではなく、様々な分野・年代で、その街に住んで、想いを持って、自己実現できる
仲間と機運がある街が、私にとっては素敵な街だと思う。

私の役割は、主人公役の唐沢さんになることではない。
自分が街を活性化した中心人物として表に出るというよりは、
「こうしたい」「こんな街にしたい」と地域の人たちの熱い想いを
「見える化」するべく、戦略を立て、企画をつくり、実現化のための
道筋を作るための裏方に徹することなんだと。

歴史に景観に食に文化に・・・他都市がうらやむ資源が既にある。
そこに、住んでいる人たちが本気になる。
これからの唐津をお楽しみに。

karatsuroots

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