Roots

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年度末もいよいよ終盤戦。
毎日が怒涛の報告書&出張ラッシュ、
体崩さずにこのまま4月まで突っ走りたいと思います。

で、時間見つけてようやく読了できた本。
観光や移住の仕事に関わっていて、私自身がいろんな
地域に「観光以上定住未満」の関わりをしていて、
ずっとモヤモヤ思っていたことがこの本で少しブレークスルーしました。

私の周りには結構この「関係人口」がいます。

今年度、長崎県東彼杵町の千綿エリアを舞台に、観光地づくりの戦略を地域の方と話し合ってきました。その成果をお伝えする地元のかわらばん「ちわたから」3号が発行しました。

よそ者の私達が、地元のすべてを伝えるのは限界があります。
今日も唐津に出かけて、地元の事業者さん、唐津焼の陶芸家、
沢山の人と話して、片足突っ込んでいる私に叱咤激励。

厳しい言葉をかけてくれるのは、
地域に入り続けて濃密なお付き合いが生まれたからこそ。
そう前向きに解釈しています(笑)

その土地に住んでない限りは、全てを理解できないことは
重々わかっています。でも、いろんな地域がある中で、
こうして濃密に「その地域」に意識を向けている。

・何らかの形で仕事として関わっている。
・幾多ある街の中で、その街を贔屓にして友人・知人に紹介している。
・週末になったら、イベントに参加したり、買い物行ったり、知人に会いに行く。

住んでいなくても、いろんな関わり方があっても良いのではと思います。

これは地域づくりに関わっている限り、永遠のテーマなのかも
しれませんね。でも、片足しか突っ込んでいないからこそ、
見える本質もあると思うのです。

3月もアッという間に中旬に突入ですね。

今週月曜日は移住支援パンフレットのお手伝いをしている
宮崎県高原町に納品と次年度に向けての打合せ。

観光と移住、どちらに舵を切るか。
今何が課題で、誰を対象に事業を進めていくのか。
関係者で改めて原点を共有することができて良い打合せでした。

地域づくりの本質を関係者で共有し、地域づくりに悩む若者と語り合い、
これから一緒に事業をしていきたい未来のパートナーと思いをさらけ合い、
今週はご縁を深める時間がいくつもありました。

ありがたい限りです。これだから、仕事は楽しい。

photo/Kei Yamada

久しぶりに企画プロポーザルに参加することに。
その地域に思いを馳せて、関連する分野のパートナーに声をかけて、
あれこれと企画内容を考える。

考えていると妄想がどんどんと膨らんできて、
「この事業採択されたらすごく面白くなる!」って
一人ワクワクする。

考えること、まちづくりって楽しいなと改めて実感。

年度があけて早2ヶ月。
海外視察に行ったのがもう随分と前のように感じます。

今月末で弊社も第2期の決算を迎えます。
1期目が半年間だったので、法人として初めて
1年間を走りきった結果が出ます。

私が地域づくりに関わりだした大学・コンサルタント時代の
20代の頃と比べると、仕事の役割やフィールドは様変わりしました。

まちなかや半島をフィールドにしたトータル的なエリアマネージメント、
集客・移住・消費を喚起する地域プロモーションや地域資源のブランディング、
人材育成、中小企業の再生戦略・ブランディングまで、
ここまで多岐に渡るとは想像していませんでした。

これは、景気が良く、人が減る心配もなかったかつての時代の
やり方では地域づくりが立ち行かなくなったということ。
人口は減り、少子高齢化は加速し、税収が減る時代において、
地域がどうあったら良いかを真剣に考えて動く時期に来ています。

今までみたいに、国が主導して地域活性化の方向性と予算を導いてはくれません。
それぞれの地域が、住民たちと真剣に議論し、どうなっていったら良いか
独自の方策を作っていかないといけません。

でも、そう悲観的かというと、私は逆に地方にはチャンスが巡ってきたと思っています。
これまでの中央集権的に東京を経由せずとも、直接海外と連携することができる。
ネット社会・グローバル化社会の今だからこそ、
都会にはない自然や景観、食、文化が残る地方には観光や移住のチャンスがある。
地域がその気になれば、エネルギーや物流・交通・インフラを活用して、
独自のルール・稼ぐ仕組みを作ることだってできる。

そう、チャンスがたくさん転がっているんです。
先週も一見すると地域づくりに関係がないような業種の人たちとお酒を飲みながら、
日本の地方の未来のことを語り合っていました。
すると、これまでなかなか解決策が見つからなかった課題に対して、
ブレークスルーするようなアイデアがいくつも出てきます。
見方を変える、異分野の人と連携することで、どんどんと視界が開けてきます。

第3期に向けて、様々な背景を持った地域づくりの依頼が徐々に舞い込んできています。
それに答えるのが、まさに「パートナーズ」の真骨頂。
信頼できるパートナーを増やし、提案の幅をもっともっと広げていきたいと思います。

チーム俵ミーティングの様子(佐世保市俵ヶ浦半島)

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