Roots

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年度があけて早2ヶ月。
海外視察に行ったのがもう随分と前のように感じます。

今月末で弊社も第2期の決算を迎えます。
1期目が半年間だったので、法人として初めて
1年間を走りきった結果が出ます。

私が地域づくりに関わりだした大学・コンサルタント時代の
20代の頃と比べると、仕事の役割やフィールドは様変わりしました。

まちなかや半島をフィールドにしたトータル的なエリアマネージメント、
集客・移住・消費を喚起する地域プロモーションや地域資源のブランディング、
人材育成、中小企業の再生戦略・ブランディングまで、
ここまで多岐に渡るとは想像していませんでした。

これは、景気が良く、人が減る心配もなかったかつての時代の
やり方では地域づくりが立ち行かなくなったということ。
人口は減り、少子高齢化は加速し、税収が減る時代において、
地域がどうあったら良いかを真剣に考えて動く時期に来ています。

今までみたいに、国が主導して地域活性化の方向性と予算を導いてはくれません。
それぞれの地域が、住民たちと真剣に議論し、どうなっていったら良いか
独自の方策を作っていかないといけません。

でも、そう悲観的かというと、私は逆に地方にはチャンスが巡ってきたと思っています。
これまでの中央集権的に東京を経由せずとも、直接海外と連携することができる。
ネット社会・グローバル化社会の今だからこそ、
都会にはない自然や景観、食、文化が残る地方には観光や移住のチャンスがある。
地域がその気になれば、エネルギーや物流・交通・インフラを活用して、
独自のルール・稼ぐ仕組みを作ることだってできる。

そう、チャンスがたくさん転がっているんです。
先週も一見すると地域づくりに関係がないような業種の人たちとお酒を飲みながら、
日本の地方の未来のことを語り合っていました。
すると、これまでなかなか解決策が見つからなかった課題に対して、
ブレークスルーするようなアイデアがいくつも出てきます。
見方を変える、異分野の人と連携することで、どんどんと視界が開けてきます。

第3期に向けて、様々な背景を持った地域づくりの依頼が徐々に舞い込んできています。
それに答えるのが、まさに「パートナーズ」の真骨頂。
信頼できるパートナーを増やし、提案の幅をもっともっと広げていきたいと思います。

チーム俵ミーティングの様子(佐世保市俵ヶ浦半島)

先週打合せで使用した福岡市の旧大名小学校の「FUKUOKA growth Next」。
福岡市での仕事がほとんどなく、福岡に住んでいながら都心部に行くことが
ほとんどない私ですが、ここは前からずっと気になっていた場所でした。

校舎の雰囲気を上手く残しながらも、モダンな色合いとインテリアで
とても居心地が良い仕上がり。
海外の人たちやノマドワーカーがぞろぞろやってきて、
そこらじゅうでなにやらおもしろそうなビジネスの話が湧いている。

廃校活用事例としてとても参考になりましたけど、
何より働き方が昔より完全に変わってきたなぁーと実感しました。

決められたオフィスに朝来て夕方帰る。
時間と空間に縛られるのではなく、
会いたい人、居心地の良さ、目的に応じて時間・空間を自由に使い分ける。
私が最近一緒に仕事をしている人たちも、まさにそんな働き方。
シェアリングエコノミーの時代、まさにそこまでやってきていますね。

働き方が変われば、当然市場やニーズも変わってくるでしょう。
私もかれこれ15年近く地域づくりの仕事に関わってきていますが、
食の6次産業化、人材育成、伝統工芸の海外販路拡大、インバウンド、
移住支援、産直施設の再生など、最近は求められる視点やスキルも
大きく変化してきています。

グローバル化は間違いなくやってきます。
これまでの、日本の、地方のやり方・価値観が通用しなくなるのも時間の問題。
でも、地方オリジナルのやり方・価値観が世界に評価されるのも時間の問題。

不安に思うか、それともチャンスと捉えるか。
地方にとって大チャンスだと弊社は信じて、サポートしていきたい。

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天神IMSの三菱アルティアムで開催中の「鹿児島陸の図案展」に
合い間を縫って行ってきました。

単なる器の展示ではなく、図案に着目して様々なプロダクトや
空間に展開しているユニークな企画展。
ちょうど焼物美術館の再生や展示空間の計画づくりに携わっている
タイミングだったので、いろんな気づきがありました。

忙しいときだからこそ、わずかな時間を見つけて感性を養う
時間はとても大切だと実感します。

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先週日曜日は「唐津伝統文化サロン」。

和菓子屋HIGASHIYAや福岡の日本茶BAR万が大好きで、
ずっと憧れていたSIMPLICITYの緒方 慎一郎さんの
話を聞くことができた。

「どうやったら日本の文化を現代に更新できるのか?」
「日本の本質的な魅力を世界に発信できるのか?」

その問いかけにずっと向き合って、デザイナー・プロデューサーとして
だけでなく、自ら経営者として店舗を経営している。

華美な装飾は一切なく、日本人としてのルーツや感性を掘り下げて
シンプルに未来へと問いかける。

たくさんのヒントをもらった。

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これまで、様々な地域・分野の計画づくりに関わってきました。
今年度は、唐津市や佐世保市、筑紫野市等で、地域全体の振興計画や
景観計画、観光戦略、地区計画づくりのお仕事を頂いております。

その計画づくりのプロセスとして、地域住民によるワークショップを
開くのが主流となっていますが、基本的な型があるようでいてこれが
本当に難しい。毎回常にそう思います。
なぜなら、地域によっての課題や行政・地域体質、年齢構成、人柄、
それぞれ違うので、同じやり方でやっても期待する答えなんてでてきません。

だからこそ、毎回悩むんです。
・現実的・ネガティブになりがちな地域をどう前向きにする機運をつくれるか?
・未来のことだから若い人達に多く参加してほしいけど、人材がいない・・・
・未来っていつのこと?10年後?30年後?50年後?
・未来を語る事も大切だけど、具体的な行動もするきっかけをつくりたい。

計画は大切な地域の道標であり、まちの姿勢を対外的に示していくスローガン。
そのゴールとプロセスを、時間をかけて丁寧に設計していくことが大切。
本格的に始動する前に今一度事業の本質的なことを考え、
たくさんの考え方に触れる機会をつくっています。

今の時期にしっかりと幹をつくっておけば、後は地域との化学反応を楽しむだけ。
良くも悪くも想像できないような展開になることも、その地域の魅力だから(笑)。

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