Roots

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気持ちの良い天気に誘われて、日帰りショートトリップ。
学生時代以来15年近く来ていなかった福岡市の東の端・志賀島へ。

海があって、食があって、のんびりした空気感に包まれて。
福岡市からの距離感を考えると、もっと注目されても良いなぁと改めて。

5月10−20日にスペインへ行った。
サクラダファミリアが眼前に広がるアパートの一室を借りて、
バルセロナを拠点に暮らすように旅する10日間を味わった。

今回の海外視察・出張の目的。
1つ目は寒北斗酒造に3ヶ月修行に来ていたスペイン人のPRコンサルタントの
ロセルさんと再会し、スペイン・ヨーロッパの市場や趣向を伺った上で
ヨーロッパへの販路拡大の可能性を探ること。
2つ目は都市再生の先進事例として有名なバルセロナ・ビルバオを訪問し、
実際にお金を払って観光体験・観察することで最前線を肌で感じること。
そして3つ目は、短いながらもホテルではなくアパートを借りて暮らし、
実際のリアルなライフスタイルと現実を体感しようということ。

バルセロナのガウディ建築や世界遺産、美術館、
ビルバオのグッゲンハイム美術館や橋、美食文化の魅力を満喫できたのは
もちろん最高だった。

でも、もっと貴重な体験はやっぱり暮らしの現実を肌で感じれたこと。

ロセルさんと再会して親友達とのランチ会に呼んでもらい、
バルセロナのこと、日本のこと、互いの文化のことをALL ENGLISH,SPANISHで
語り合い、コミュニケーションが図れたことはとても貴重な体験だった。
(おそらく半分くらいしか理解できていないけど)
ロセルさんとはその後もう一度ご飯にも行けたし。

日本と変わらずに3日に1回はバルセロナをランニング。
ほぼ毎日にようにスーパーに行って食材買って、
5ユーロ以下の美味なワインを味わって。
外食も日本のガイドブックは一切あてにせずロセルさんの紹介や
偶然通りがかった地元の繁盛店で素敵な出会いがあったことは、
ちょっと地元民に近づけた気がした。

ほぼ毎日洗濯して、ゴミも出して、近所の人たちと挨拶する。
バルセロナのゴミ収集システムはとても秀逸で、ほとんどの交差点には
資源ごみ、生ゴミ、ペット、空きカンなどで色分けされた大きなゴミ箱が
設置されていて、いつでも誰でも無料で捨てられる。
(グリッドの街だからこそできるのではあるが)

まさに暮らすように旅する10日間。
前回のオランダ・ベルギーツアーはホテル滞在だったけど、
明らかに暮らしを感じる密度が違う。
次回からもぜひともアパートを借りて滞在しよう。

毎年4月か5月には海外に出かけて、インプットする時間を作りたい。
来年は長年構想しているドイツか周辺のスイス、オーストリア、
チェコあたりに行きたい。

さぁ、それぞれのプロジェクトも本格的に動き出した。
インプットをアウトプットしていこう!

前回までのような、詳細なバルセロナ備忘録はもし時間があれば・・・

サクラダファミリアを毎日眺められるairbnbでの暮らし。

ロセルさんの仲間達とディープなランチタイムを。

地元民がオススメしてくれたバルセロネータの海岸。

カサ・ミラの屋上。この発想はやっぱりすごい。

グエル公園へ再訪。入場規制がかかるほどの人気ぶり。

グエル邸の屋上には、なんとも可愛いトンガリが。

世界遺産のカタルーニャ音楽堂は圧巻でした。

バルセロナの路面デザインはすべてこれ。お土産ノベルティにもなっていた。

スペインのゴミ収集のシステムはとても合理的。

バルセロナ最大のエンカンツ蚤の市はとても活況。

地元に愛されるレストランはやっぱり最高でした。

バルセロナは地元発のオリジナルブランドが多くてとっても楽しい。

ようやくこれたビルバオのグッゲンハイム美術館。

橋梁デザイナーで有名なカラトラバ設計のスビスリ橋。

美食の街・ビルバオの郊外にあるレストランENEKO。

ビルバオのピンチョス巡りは仕掛けが面白い。

ビルバオのBAR文化。日常昼間の風景。とっても素敵です。

バルセロナもビルバオもやっぱり路地が楽しい。

バルセロナ近郊のフィゲラスにあるダリ美術館。

2018.01.16 / trip

東京出張へ。

週末は久しぶりに東京出張。
主にはお仕事の相談でしたが、旧友にも会い、
新たなご縁や気づきにも恵まれて、有意義な出張でした。

出張の合間には、もう壊れてなくなっていたと思っていた
谷口吉生さん設計のホテルオークラのデザインや駅前広場が
整備された東京駅、蔵前のNuiに足を延ばすことができて、
心の充電もきっちり。

さて、頑張ろう。

ホテルオークラ南館外観

ホテルオークラ南館エントランス

ホテルオークラ南館ロビー

駅前広場が整備された東京駅

蔵前のHOSTEL&BARのnui

アムステルダムを拠点にもう1都市どこに行くか、色々と悩みました。
同じく運河の街・ユトレヒト、フェルメールのデン・ハーグ、
陶芸の街・デルフト、美食の街・マーストリヒト、そして
近代建築の港町・ロッテルダム・・・

これまで見てきた街がどちらかというと歴史的な街であることや
オランダに詳しい方のお話を参考にロッテルダムに行くことにしました。

ロッテルダムの玄関口は中央駅。
ベルギーからアムステルダムに行く途中に停車した時から、
ロッテルダム駅のデザインはずっと気になっていました。

ホームから見るデザインと駅前から見るデザインではまた違う。
とてもスタイリッシュでモダンなデザインで、
アムステルダムの重厚感ある趣とは違って面白いですねー。

ロッテルダム中央駅はモダンなデザイン

オランダは世界的に見ても建築デザインがとてもユニークな国であり、
建築的に面白い街がロッテルダムだと言われています。
駅前を歩くと早速そのユニークな建築が出現します。

駅前に聳える近代建築ビル

駅前のメインストリートは駐輪場と公園のプロムナードになっていて、
その先は水辺のプロムナードが伸びています。
近代建築と水辺と走るトラムのコントラストがなんとも言えず、
モダンな雰囲気を醸し出しています。

近代建築と水辺とトラム

駅前の水辺空間

水辺プロムナードをしばし散策した後は、
世界初の歩行者天国と言われているラインバーン商店街に。
店舗はナショナルチェーンが多くてこれといった特徴はありませんでしたが、
地元客で賑わっていました。

そこからぶらぶらと散策すること10分。
お目当て近代建築の1つ、マルクトハルに到着。

屋内型マーケット・マルクトハル

このマルクトハルは低層階が生鮮品やグルメ、スーパー、雑貨店が軒を連ねる
屋内型のマーケットで、中層・高層階が住宅になっている複合施設。
世界的に有名なオランダの建築家集団MVRDVが設計した建築で、
大胆な開口部が特徴的です。中に入ると、マーケットを取り囲む壁面には
アート壁画になっており、楽しい空間を演出しています。

マルクトハルの内観

このマーケットで軽く腹ごしらえをして、近くの近代建築群を鑑賞。
写真の奥に見える黄色のキューブハウスはなんとマンション。
どんな内装になっているか非常に興味があります。

ユニークな近代建築群

近代建築を鑑賞した後は、オランダを代表する美術館である
ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館へ。

ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館

幅広いコレクションを収蔵する美術館なだけに見応えは十分。
建築のデザインや外観のランドスケープもとても居心地の良い空間でした。
ジャケットのコートを預かるクロークはセルフサービスで、
預かった洋服がアートになるという仕組みはとてもユニークでした。

ジャケット・コートを預かるユニークなクローク

オランダ建築博物館も覗いてみたかったけど、時間の都合上断念。
ロッテルダムが発展した礎となる港エリアへ。
港のランドマークとなっているERASMUSBRUGを目指しながら、
港沿いをぶらぶらと散策。
港エリアのあちこちにユニークな近代建築がいろいろとありました。

ロッテルダム港とERASMUSBRUG

ロッテルダムとアムステルダム。
アントワープとブリュッセル。
オランダとベルギーの第1・第2都市の関係性って似てますね。
首都のアムステルダムとブリュッセルに対して、
第2都市のロッテルダムやアントワープや近代的な発想を取り入れながら、
独自のまちづくりをしているように感じました。

ベルギー・オランダツアーの備忘録、簡単ですがこれにて終了です。

フランドル地方の水の都、「北のベネチア」と言われるブルージュ。
行ってみたかった街の1つです。

ベルギー・オランダでよく乗車したICに揺られ、
ブリュッセル中央駅から約1時間のところにあります。
自転車を電車に乗降する人をよく見かけました。
日本でもこの交通システムをいち早く導入すべきだと思うんですが・・・

自転車と電車がリンクしている交通体系

この日は日曜日ということもあって、電車の中は観光客で満席。
駅に着くとその2倍、3倍という人でごった返していました。

憧れの街に心弾ませて、いざ街歩きをスタート。
駅から中心部に向かう道には歴史的な建物が軒を連ね、
玄関口を演出しています。

駅から中心部に向かって連なる歴史的景観

ただ、ブルージュといえば何と言っても「水の都」。
現地のインフォメーションセンターで手に入れたCITY MAPを見ながら、
オススメのビューポイントや橋を辿りながら、運河沿いを練り歩きます。
朝一番とあって、駅近くの水辺プロムナードには綺麗な光が差し込んでいました。

美しい水辺プロムナード

ビューポイントとなる運河沿いの橋に到着。

観光施設として有名なベギン会修道院の方に向かって運河を歩いていると、
運河クルージングに遭遇。

運河とクルージングの風景

ほんと絵画の世界です。美しい、その一言。
ベネチアとはまた異なる表情でした。
ベネチアは漁業者がいたり、洗濯物を干していたりと
生活臭を感じた街でしたが、ブルージュは生活感があまりなく、
ゆったりと落ち着いた美しい景観が完璧に保たれている。そんな印象でした。

路地に入ると、ショップやお土産屋さんがあるのはベネチアとも変わりませんでしたが、
どこか綺麗すぎるというか、暮らしを感じませんでした。
(住んでいる人がいるのかと思うくらい)
生活感はなくとも、この景観の美しさこそが観光動機になっているんでしょうね。

中心部に進んでいくと、少し表情も変わってきます。
運河沿いでは蚤の市が行われており、時代物のアンティークがずらりと並んでいました。

蚤の市

ブルージュの中心であるマルクト広場に到着。
ベルギーで特徴的なギザギザ階段屋根・色とりどりのギルト建築が
広場を色鮮やかに彩ってくれます。

ギルト建築で彩られたマルクト広場

ブリュッセルもアントワープもブルージュもそうですが、
街の全体像をつかむためにはやはり歩くに限ります。
この日も駅からマルクト広場まで、寄り道しながらしっかり歩きました。
旅先ではご当地の飲食を存分に楽しみたいから、歩くことで健康維持にも繋がりますね。

この日は残念ながら魚市場が閉店しましたが、色々な口コミサイトで
評判が高かったシーフードレストラン・den Gouden Karpelへ。
ここで食べた海鮮トマトのニョッキとベルギービールは絶品でした。

水の都のランチはもちろんシーフード。

遅めのランチを食べた後は、運河クルージング。
どの乗船所も観光客でごった返していたので、待つことを覚悟して並びましたが、
意外にも早く乗船できました。
水面から見る運河の街もまた表情が変わって素敵です。

運河クルージング

運河をめぐり、クルージングを楽しむ。
ブルージュならではの体験ができて満足の1日となりました。
駅に向かう途中に立ち寄った美しい水辺は、居心地が良くて、
地元住民や観光客がのんびりくつろいでいるのが印象的でした。
こんな水辺が近くにあるなんて羨ましいです。

暮らしのそばにある水辺

さぁて、これからブリュッセルに戻ってディナーは何にしようかと
思い巡らせながら帰途につくはずが・・・
不幸にも電車の事故に遭遇し、満員列車で3時間近くも監禁され、
ホテルに戻ったのがもう深夜だったことも今となっては良い思い出(笑)。
(ベルギーでは電車事故は日常茶飯事で、みんな怒らずマイペースでした)

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