Roots

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幸福度の高い組織を作るには。

3者3様のライフスタイルで仕事をする弊社にとっては
一見何の関係もないように感じていたけど、
冒頭の20分を見て心に響きました。

well-being。
私はどちらかというと、well-doingに重点を置いていたなぁと反省。
それぞれスタッフがモチベーションを持って、楽しく、幸せに働けるような
環境づくりってとても大切ですね。

1日の終わりに、何をしたかではなく、何が印象に残ったかを振り返る。
経験と評価は異なる。
信用ではなく信頼の関係を作っていく。

大切なメッセージをたくさんいただきました。

この考え方は、会社という組織だけに限らず、一緒に地域づくりを進めるための
プロジェクトチーム、クライアントや地域住民との関係性そしてポストコロナの
地域社会のあり方にとって有益だと思います。

コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

今年度当初から動くはずだったプロジェクトも、
地域に出かける出張や打合せはことごとく自粛。

弊社スタッフ3人も、家族の安全な環境や自分のペースを
大切にして、別々な場所で完全なるリモートワークを実践中。
(もともとリモートワークでしたのであまり変わりませんが)

電話やメール、ラインで各地域の方と連絡を取りながら
近況を聞いていると、ものづくりしている人や飲食店、
広告・クリエイティブ関係の方々、みんな非常に苦しい
状況であることがわかります。

いつもの暮らし、経済は本当に戻るんだろうか。
先の見えない戦いに心が折れそうになる時もありますが、
1日でも早く日常に戻るためにも今は耐えるしかありません。

今地域の飲食店を応援するための「エール飯」が広がっています。
離れていても地域のためにできることは何か、考え行動していきます。

(佐藤 直之)

2020.03.16 / thinking

新国富論

偶然にも2人の人から紹介された馬奈木俊介さんの
「新国富論」を週末読みました。

インフラやヒト、自然のストックをベースにした豊かさの考え方は、
とても共感しました。豊かさ=生産性・経済と決めつけて、
GDPだけが豊かさを測る指標となって良いのか?
今を生きる人達だけの豊かさを追い求めて良いのか?
と違和感を感じていたので、その悩みを見事に解決してくれました。

特に、人的資本を構成する健康資本や教育資本は、
これからの豊かさを考える上でとても大切な要素だと感じます。
人の健康や幸せ(well-being)は、経済活動を生み出すための原点。
今を生きる私達だけが満足するのではなく、将来の世代にも渡って
資本ストックを享受できる社会づくりを目指していきたいものです。

この新国富論の指標を使って、具体的に地域づくりにどう活かしていくか。
とても興味があります。近くにいらっしゃるので、お会いする日も近いかも!?

(佐藤 直之)

外国作品として初めてアカデミー賞作品賞を受賞した
韓国映画の「パラサイト」を観に行った。
とてもいい映画だった。

近年観た映画で印象に残っている映画に
「万引き家族」「わたしはダニエルブレイク」があるが、
「パラサイト」も含めると、全て家族やコミュニティを描く作品であり、
貧困をテーマにしている。

「パラサイト」は実の家族を描いているが、他の2作品は実の家族ではない。
偶然に出会う中で、1つ屋根の下で一緒に暮らし始め、お金がない中でも
笑い合い、希望を持って支え合い、心を通わせる“家族のような関係”を描いている。
家族の関係=コミュニティってなんなのか、考えさせられた。

この3つの映画を通して私なりに感じたことは、
人間としての尊厳を持ち、助け合い、生きていくことの大切さ。
(全ての映画に当てはまらないかもしれないけど)
ITが発達し、コミュニケーションがなくても生きていける便利な時代だからこそ、
失われていく大切なものを映画を通して伝えたかったのではないか。

それはきっと家族だけに限らず、もう少し広く捉えると、
同じ地域で生きていく近所=コミュニティにもあてはまる。

改めて、自分たちが関わっている九州の地方に目を向けてみる。
色々な地域、色々なプロジェクトに関わる中で、
“尊厳を持って、助け合っているコミュニティ”に何度も出会えた。

日本の地方には大切なコミュニティがまだ残っている。
その日本の宝を残していくために、私たちはどんな姿勢で
地域コミュニティを応援していったら良いのか、
映画から大切なことを学びました。

(佐藤 直之)

唐津市・7つの島

高原・御池モニターツアー

大村市・新幹線まちづくり

佐世保市・俵ヶ浦半島

東彼杵町・千綿地区

カメラマン藤本 幸一郎さんのご縁で、
佐賀市の小料理屋で一晩ご一緒させていただいた
フリーライターの甲斐かおりさんが執筆した本を読了。

仕事柄、地域の商業に関するお手伝いをすることが多いんですが、
これだけモノやサービスが溢れかえっているのに、
いまだに大きな市場めがけてやれ商品開発やら販路開拓やらに踊らされている
“右肩上がりの資本主義”にどこかずっと違和感を覚えていて。

そんな中で数年前から地域づくりの仕事で関わっている東彼杵町では、
カレー屋やパン屋さん、カフェなど、小商いを始めた若手の起業者が
“自分達で決めた量や種類しか売らない”経営をやっていて、
すごく共感を覚えたしすっかりファンになってしまいました。

量を抑えて、自分達なりの信念=価値観、ライフスタイルを大切にする
東彼杵の小商いのあり方って、これからの地方には必要な資本主義ではないか。
そんなことをここ1年くらいぼんやりと考えていましたが、
甲斐さんの「ほどよい量をつくる」にはまさにそれが描かれていました!

いやぁ、目から鱗でした。
すごいなぁ、こんなにも愛があって、信念貫いて、市場や当たり前に流されずに
ものづくりや経営している人たちがいるんだって。
馴染みのある九州の事例から、ちょっと話を聞いたことがあった
パンと日用品の店「わざわざ」さんや「百食屋」さんなど、
勇気ある経営者の言葉と行動に元気と希望が湧いてきました。

その中でも特に共感を覚えたのが、ファクトリエさんです。
ファクトリエさんは、業界の価格競争で衰退する工場をなんとかしたいと、
工場自らで商品開発を行い付加価値のある商品を販売する事業支援を行い、
工場の自立化を応援しています。

代表の山田さんの言葉がどれも心にストンと落ちてきて、
その工場と会社の関係性はまさに地域と弊社の関係性に当てはまる!
と勝手に感動を覚えました。

お世辞抜きでとっても素敵な本でした。
甲斐さん、おめでとうございます。
そして地域社会への素敵なメッセージをありがとうございます。

(佐藤 直之)

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