copyright(c)2023.Roots All rights Reserved.

佐世保ブランド観光圏戦略プロジェクト 平成25年度

Sasebo Creating Tourism Destination

長崎県佐世保市

戦略会議開催運営、報告書作成

「地域の光を観る」
これが観光の本質である。

観光客のために仕立てられた施設ではなく、その土地に根付いたその土地の暮らし、そこに暮らす地元住民との交流を楽しんでもらえるような、日本の顔をつくろう。
観光庁が近年取り組んでいる観光ブランド圏を佐世保も意欲的に取り組んでおり、そのブランド圏のあり方、プラットフォームづくりのための戦略づくりを小値賀町と連携して行った。

佐世保と言えば、佐世保バーガーや九十九島、ネイビー文化が代名詞であるが、それもルーツを辿れば海からの恵みだ。
そう、佐世保は日本の西海岸なのである。

sasebokanko_001
豊かな佐世保の象徴である九十九島。
sasebokanko_003
三川内地区に残る歴史的な建物。
sasebokanko_005
アメリカンな佐世保の代名詞、外人バー。

佐世保にしかない魅力とは一体なんなのか、そこを徹底的に議論して行くと、キーワードとして浮かび上がってきたのが「海」だ。
かつていろんな海外諸国との交流によって、佐世保・小値賀に様々な文化が定着している。海外で評価を受けた三川内焼もその1つだ。
海は、佐世保のルーツであり、佐世保の暮らしの舞台なのだ。

sasebokanko_004
佐世保の暮らしに息づく美しい風景。

ブランド観光圏のコンセプトを「暮らしを育む海舞台」とし、佐世保市内を約10のエリアに分けてゾーニングを行った。

今後は、各地域の観光・まちづくり団体、商業者と連携し、交流・滞在を可能とするプラットフォームづくりが必要である。
大量輸送大量消費ではない、ここでしか生まれない交流・感動の体験が、佐世保の顔となることを願って。

copyright(c)2023.Roots All rights Reserved.