俵ヶ浦半島活性化プロジェクト 2016年度
Tawaragaura Peninsula Revitalization Project
佐世保市俵ヶ浦半島
全体管理・ディレクション、事業計画、関連ツールのディレクション、WSファシリテーション
全てはトレイルづくりから始まった。
平成25-27年度に実施した俵ヶ浦半島のトレイルコース作りにおいて、地域の皆さんと一緒に考え、課題を見つめ、可能性を引き出した共有体験がきっかけとなって、平成28年度からは半島活性化に向けた計画作りに着手。
計画作りにおいてはまず、半島内の4町の出事や会合に積極的に参加し、住民が日頃抱えている困り事や関心事、半島の課題を把握した。
その結果を踏まえて、住民総出による「俵ヶ浦半島ミーティング」を計3回開催し、半島の魅力や将来のビジョン、目標、事業計画、組織づくりについて語り合った。
俵ヶ浦半島の未来ビジョンは「半島の魅力を最大限に生かして、人に来て、住んでもらう事」。
ヒトが主役の半島をアピールしようと、スローガンを「ヒトがオモテ」にしてロゴマークを作成。
人や経済が流入する事で地域内の交流、経済が生まれ、半島の宝である美しい暮らしや豊かな暮らしを守っていく。
具体的な事業計画を考えるにあたっては、まちづくり=人づくりが重要と考え、事業テーマと連動したまちづくり組織「チーム俵」を発足し、「ご当地部」「トレイル部」「住まい部」「学校部」「宣伝部」の5つの部活において目標や事業計画、スケジュール、財源確保について話し合った。
こうしたまちづくりの取り組みを広げて人材を確保していくためには、地域住民への周知が欠かせないと地元新聞「俵ヶ浦半島TIMES」を発行。
回を重ねるごとに認知度も高まり、半島ミーティングや部活の会議に参加する人も増えたほか、新聞各社やテレビの取材も徐々に入るようになった。
平成28年度の成果としては、「俵ヶ浦半島未来計画」と「俵ヶ浦半島移住戦略プラン」の2つのまちづくりの指針ができたほか、計画作りと合わせてトレイル・カフェ・マルシェの社会実験を2回開催し、
地元の活性化への機運向上や人材発掘につながった。
平成29年度からは計画に基づいた本格的な活性化事業がスタートする。
◎俵ヶ浦半島TIMES
発行/俵ヶ浦半島開発協議会
企画編集/
株式会社ルーツ・アンド・パートナーズ 佐藤 直之、
TMTY 富田 柚香子、竹林知樹スタジオ 竹林 知樹
協力/佐世保市政策経営課、都市政策課、(公財)佐世保観光コンベンション協会
CD/株式会社ルーツ・アンド・パートナーズ
AD/NO PLANNING株式会社 岡部信義
D/深澤デザイン 深沢博之、深沢里子、NO PLANNING株式会社 田代理沙
P/渋谷 香奈、相良 利博
◎俵ヶ浦半島ロゴ
CL/俵ヶ浦半島開発協議会
CD/株式会社ルーツ・アンド・パートナーズ 佐藤 直之
AD/NO PLANNING株式会社 岡部信義
D/深澤デザイン 深沢博之、深沢里子、NO PLANNING株式会社 田代理沙