対馬デジタルマップ整備事業 2024年度
Tsushima Digital Map
長崎県対馬市
プロジェクト全体監修、広報戦略、プロモーションツールの制作ディレクション、デジタルマップの登録・制作
近年のデジタル化の波を踏まえて、全国で導入が進んでいる
観光デジタルマップ。アプリのインストールが不要で、スマホ1つで
観光地の飲食店や宿泊施設、観光サービスを検索でき、目的地までの
ルート検索やデジタルサービスの利用ができるもの。
旅行者で馴染みあるものといえば、google mapですね。
簡単にいうと、もっとローカルの情報を盛り込んで、
地域版google mapを作るのがこの観光デジタルマップです。
私達はアプリ会社でも、デジタル寄りのコンテンツ会社ではありません。
ただ、このデジタルマップを現地で作る前に、対馬の魅力をいかに
伝えるのか、知ってもらうか?タビマエ・タビナカでの広報戦略が
とても重要であり、これまでの対馬観光における知見やネットワークが
生かせるのではないかとプロポーザルに参加、見事採択いただきました。
タビマエの広報ツールとして、これまでコンセプト開発から一貫して
関わってきた「対馬感考ー感じて考える旅」をテーマに、対馬感考の
世界観、対馬のとびっきりのオススメをギュッと凝縮したムービー、
ウェブサイトを制作。広告の第1戦で活躍する素晴らしいブレインの
メンバーと半年かけて制作、胸を張ってオススメできるツールが
出来上がりました。
◎対馬感考ムービー
◎対馬感考ウェブサイト
https://tsushima-kanko.net/

そしてタビナカの広報ツールである対馬版デジタルマップ。
対馬は広い。単にスマホ見て効率的に回るのではなく、入り組んだ入江や浦々の
暮らしや文化を発見し、まだ知らない対馬の魅力、日本の原風景を冒険してほしい。
そんな想いを込めて、「対馬大陸図」というネーミング・デザインにしました。

デジタルマップの制作にあたっては、全国で多数の実績を有するプラチナマップ
さんと連携。他の自治体の事例を見ると、先進事例と言われている自治体でも
登録数が少なく、どこか下火感が否めない状況でした。
対馬市さんと話し、これから先に対馬の観光ツールとして定着させるためには、
対馬事業者さんによる登録数の拡大が大きな鍵になると考え、あらゆる手段を
使って地元の事業者さんに周知、登録呼びかけを行いました。
その結果、初年度に250件以上のスポット登録を達成、google mapではなく
この対馬大陸図を使ってもらうメリットを生み出すことはできたのかなと
思います。来年度以降も継続して登録数を増やし、デジタルマップとしての
利便性・魅力を拡大するとともに、対馬の認知度拡大、発見に繋がっていく
ツールに育っていくと良いなと思います。
◎対馬デジタルマップ「対馬大陸図」
https://platinumaps.jp/maps/tsushima?category=all&nogesturehint=1&fullscreen=2


プロジェクト全体監修・プランニング・事業者渉外/佐藤直之(ルーツアンドパートナーズ)
プロモーションツールのディレクション、デジタルマップ登録・制作/古川詠子(ルーツアンドパートナーズ)
デジタルマップ登録・制作/山石素子(ルーツアンドパートナーズ)
デジタルマップのシステム構築・サポート/ボールドライト株式会社
プロモーションツールの進行管理/上薗拓郎(ハレム株式会社)
プロモーションツールのコピーライティング/手島裕司(ハレム株式会社)
プロモーションツールのアートディレクション・デザイン/松尾紀之(松尾デザイン事務所)
ウェブサイトの制作/西洋平、スタッフ(grooweb)
プロモーション動画のディレクション・制作/オカヤマBOBオサム
プロモーション動画の撮影/横須賀辰徳
プロモーション動画の音声録音・編集/株式会社ユーツー
プロモーションツールの写真・ドローン撮影/勝村祐紀(勝村写真事務所)
デジタルマップのスポット情報の写真撮影/Stripe Photo