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対馬市寺泊推進事業 2023年度

Tsushima terahaku project

長崎県対馬市

プロジェクト全体の企画・マネジメント、推進協議会・運営委員会の運営、各種ツールのプロデュース・ディレクション

2年前から取り組んでいる寺泊推進事業。

2023年度は、対馬のルーツとなる歴史拠点であるお寺を活用した
宿泊事業=寺泊の推進と、市内のお寺との意見交換を通じて発掘した
対馬六観音や厳原地蔵盆の磨き上げを行いました。

事業の推進にあたっては、事業の趣旨に賛同した市内のお寺の住職さん、
観光コーディネート事業者を招いた推進協議会、運営委員会を立ち上げて
あれこれ議論しながら具体化を図っていきました。

①寺泊事業の推進

対馬には既に西山寺さんが寺泊を運営しておりますが、加えて日蓮宗の国昌寺さんが
寺泊事業に対する意向を示し、1年かけて開業の支援を行いました。
まずは計画づくり。鹿児島の建築家・TARA ARCHITECTSの太良 仁さんをアドバイザー
に迎えて、具体的な設計に向けた空間イメージづくりを行いました。
また、料理・仏教体験の内容や提供をはじめとする具体的な運営にあたっては、
1泊1組限定の高単価の寺泊として既に一定の人気を誇っている京都綾部市の
正暦寺さんをアドバイザーに、正暦寺さんへの寺泊視察や国昌寺での寺泊事業計画づくり
合宿を行い、具体的なイメージを詰めていきました。


寺泊支援対象/国昌寺
建築アドバイス/TARA ARCHITECTS 太良 仁 氏
寺泊運営アドバイス/正暦寺・玉川住職

②対馬六観音マップ

昨年度調査を行った対馬六観音。
対馬の中心集落に位置し、対馬ならではの文化を感じられる体験であることから、
対馬ならではの観光資源として発信するべくマップづくりに着手。
カメラマンの撮影、デザイナー・イラストレーターによる制作を通して、
対馬六観音マップを完成させました。


(対馬六観音・制作チーム)
・全体監修:佐藤 直之(ルーツアンドパートナーズ)
・ディレクター:古川 詠子(ルーツアンドパートナーズ)
・カメラマン:太良 仁(TARA ARCHITECTS)
・デザイナー:藤井 雄太(FG)
・イラストレーター:大野 沙絵
・ライター:古川 詠子(ルーツアンドパートナーズ)
・コピーライター:表野谷 理差

③厳原地蔵盆

毎年7月24日に開催される厳原の夏の風物詩・地蔵盆。
古くから伝承される美しき伝統で、中心部のあちこちで観音様がご開帳され、
子供を連れて多くのご家族がお参りにきます。
今年は撮影のみ行いましたが、2024年にマップを作成予定です。

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