2021年度に策定した対馬市観光振興推進計画では、今後の誘客ターゲットとして「歴史愛好家」「自然体験愛好家」「食通・料理人」「アカデミック活動家」の４属性を設定しましたが、具体的にその属性はどんな人で、今後の主流となってくるデジタル上の情報発信を通じてどんなプロモーション・マーケティングモデルが効果的なのかを明らかにするため、本事業が実施されました。

本事業のプロポーザルに向けて、デジタルマーケティング業務に関する豊富な実績、豊富な調査モニターを有するマクロミルさんの協力を得て、２社による共同提案を行い採択されました。

まずは、マクロミルの豊富なモニターを対象として、上記の４属性として可能性のあるモニターに絞り込むためのスクリーニング調査、モニターを絞り込んだ上でより細かな設問に回答していただく本調査の２段階調査を実施。

それらの調査結果概要を受けて、デジタル上における対馬観光のプラットフォームとなり得る対馬観光物産協会のホームページやSNSを活用したモニタリングの実施を行いました。

そして最後に、インターネット調査の詳細な調査結果を踏まえて、４属性のターゲットを明らかにするとともに、それらのターゲットに訴求するためのプロモーション戦略、デジタルマーケティングモデルの構築を行いました。

今後は、これらのプロモーション戦略、マーケティングモデルに沿った具体的なプロモーション展開を図っていくことが重要です。