東彼杵町観光まちづくりプロジェクト 2018年度
Higashisonogi Tourism Revitalization
長崎県東彼杵町
全体監修、全事業の企画・プロデュース、調査・ワークショップ、 ブランディング監修等
2017年度より関わり始めた長崎県東彼杵町。
昨年度は千綿エリアをモデルに、将来的な観光まちづくりを拡げるための観光地づくり戦略、観光資源の発掘、特産品のブランド戦略づくりに取り組みました。
プロポーザルによる競争を勝ち抜き、引き続き関わることになった2018年度の東彼杵町。
1つ目の大きなミッションは、昨年度作成した観光地づくり戦略を具体的に「見える化」していくこと。
引き続き千綿エリアにおいて観光まちづくりワークショップを開催し、戦略の中でキーワードになっていた「エリア全体の周遊」につなげていくための具体的な取り組みを話し合いました。
その中で、観光まちづくりを進めていくためにはまず、地域の若手が先輩達から地域のことを教わり、地域のことを知るための交流づくりが不可欠だと、地域交流イベントを里郷、木場郷で開催しました。
周遊づくりに向けては、千綿エリアの中で既にウォーキングイベントに取り組んでいる里郷の村江さんや木場郷のみのりの会さんの協力を得て、里郷、木場郷そして近年観光客が増えているJR千綿駅とソリッソリッソをつなぐ3つのモデルコースを設定しておすすめウォーキングルートを開発。
東彼杵町の来訪者に楽しんでもらいたいと、このウォーキングコースと昨年度選定した「東彼杵町観光資産20選」を紹介するための周遊マップを作成。
最後のミッションとしては、東彼杵町の地域資源を活用した新たなお土産づくりの開発支援を行うこと。
公募によって選ばれたのは、鍛冶屋「森かじやさん」とローカルスウィーツショップの「ことうらさん」。
デザインの専門家であるアオバトの前崎さんと食の専門家であるQ’s worksの小野さんにお力を借りて、各事業者の具体的な商品開発に向けたアドバイス、
ブランディングを行いました。
地域、観光資源、お土産と3つの視点から観光まちづくりの具体的取組みを支援してきました。
今後は具体的な誘客・周遊を生み出すプロモーション、そして継続的に事業を続けるための基盤づくりが必要になりますね。
引き続きご支援できれば幸いです。
(東彼杵町観光まちづくりプロジェクト)
クライアント:東彼杵町役場まちづくり課
ちわたから、観光周遊マップのデザイン・写真撮影:小玉デザイン制作室&千綿写真室
観光まちづくりのネーミング・ロゴデザイン:アオバト 前崎 成一
特産品コンサルティング支援:アオバト 前崎 成一、Q’s works 小野 聖
ワークショップコーディネート:
竹林知樹スタジオ 竹林 知樹、TMTY 富田 柚香子、NO PLANNING 村井 美由貴