高原町観光まちづくり御池魅力向上推進計画 策定業務 2018年度
Takaharu Tourism Revitalization
宮崎県高原町
ヒアリング・事例調査、部会・協議会ファシリテート、計画書作成
日頃より仲良くさせていただいている、地域密着の企画・設計会社であるエスティ環境設計研究所さんのご縁で、3年前から宮崎県高原町の業務に関わらせていただいております。
高原町は町民の誇りである高千穂峰を象徴として、のびやかで美しい田園景観が広がっていて、「日本の美しい村」にも認定されています。
毎回来るたびに癒されて、自然の雄大さ、この地域の魅力に気付かされます。
2018年度からは、国立公園に指定されている御池(キャンプ場、野鳥の森など)を拠点として、新たな観光誘客・活性化に取り組むための観光まちづくりプロジェクトがスタート。
エスティさんからのお声掛けにより、その観光まちづくり御池魅力向上推進計画づくりに関わらせていただきました。
近年全国各地でキャンプ場の再生が進んでいますが、どちらかというと、ノウハウを持つ民間事業者に全面プロデュースしてもらう傾向が強いように思います。
もちろんそれは大切な視点ではありますが、できれば地域の人材で、できれば地域の資源を活用して、新たなキャンプ場のあり方、観光のカタチを作れないだろうか。
その問いから、このプロジェクトはスタートしました。
全国各地のキャンプ場の先進事例調査で見聞を深めるとともに、高原町の地域資源を活用してアクティブに観光や地域ビジネスに取り組む地元事業者さんに徹底的にヒアリングを行い、高原町での課題の把握とポテンシャルを探りました。
その後は、地元の主要メンバーが集まった全体協議会とより具体的な議論を深めるコアメンバーによる作業部会に分かれて、具体的な御池活用・観光活性化のあり方を模索。
地元事業者のできることを集めた、推進計画が出来上がりました!
2019年度からはその計画に沿った具体的な事業にチャレンジしていく予定です。