プラハ・ウィーン旅備忘録3/いかに「暮らしを追体験」できるか?
2025.05.26 / trip
暮らしの「追体験」。
ずっとそこに住んでいるわけではないので、あくまでも追体験。
でも、せっかくならば、暮らしているように旅したい。
コロナ前にバルセロナに旅した時くらいからかな。
アパートを借りて過ごしたり、近くのスーパーに毎日通ったり、
その辺りの過ごし方を大切にするようになったのは。
では、どうやってその感覚に近づけるのか?
今回私たちが旅の中で実践したことをご紹介します。
❶生活の場に泊まってみる。
通常旅先で泊まるのはホテルが一般的。
ホテルももちろんアリなんですが、海外の場合、
家族で泊まるとなると荷物を置くだけで窮屈な上、
ベッドも一緒に寝たりと、せっかくゆっくりしに行きたのに
逆に疲れが溜まるということもよくあります。
お金に糸目をつけなければ別ですが、私たちのように
切り詰めるところは切り詰めて個人旅行する旅人にとっては
宿泊場所の快適性と金額のバランスはとっても大切なところ。
で、私達の海外旅行の定番になっているのがAir bで、
その国の人達が普段住んでいるアパートや1軒家を探して
泊まるということ。地域性、快適性、コスパを考えても、
これが圧倒的におすすめの過ごし方。
今回も、プラハとウィーンで10日近くAir bで見つけたアパートに
泊まりました。
プラハのアパートは旧市街地のど真ん中に位置するアパート。
市街地の真ん中なのにとても静かで、何十にも鍵がつけられているし、
扉が厚いからかとても閑静でした(写真を撮り忘れ・・・)。
犬のお散歩するご近所さんと出会ったり、束の間のプラハ民を堪能。
観光するにも、音楽を聴きに行くにも、とっても便利な場所でした。

プラハで宿泊したのは旧市街地のど真ん中のアパート

ウィーンで滞在したのは中央駅からトラムで40−50分ほどの立地にある
クラシカルなアパート。真下にはトラムの駅、近くにはスーパーがあり、
立地はとても便利。ウィーンらしいクラシカルなアパートに心弾みました。
部屋がこんなに素敵だと、外食せずにゆっくり家で食べたくなりますね。
北欧人は家で充実した時間を過ごすために家具を大切にする、だから
北欧人は幸福度が高いと本で読みましたが、ほんと家のQOLって大切です。
あっという間に充実した時間が過ぎていきました。最終日の夜には、
わざわざオーナーさんが訪ねてきてくれて、「素敵なところだろ!」って
ご自慢されてました。わかります。

❷歩く、もしくは公共交通を使う
滞在する間は街の空気を少しでも嗅ぎたいし、
そこに暮らしている人と同じ目線で過ごしたい。
だから、空港から滞在地に移動する時も、滞在先のエリアでも、
できるだけ歩くし、タクシーとかドアツードアのリムジンバスとか
でなく、トラムとかバスとか公共交通を使います。
(郊外とかになると、レンタカーも使いますが)
プラハもウィーンも基本的にはトラム。
ウィーンはプラスで電車にも乗りました。
プラハもウィーンも基本的には交通アプリで切符が買えるので
とても便利だし、子供や高齢者は公共交通の料金が無料だったり
優しい街です。




❸スーパーや市場に行って料理する
旅先で必ずと言っていいほど毎日立ち寄るのがスーパーです。
それは海外に限らず、国内を旅行するときにもスーパーにはよくいきます。
地元でどんなものを食べているのか、何が旬なのか、見て回るだけでも
ワクワクして時間があっという間に過ぎてしまいます。
アパートに着いたらまず、スーパーがどこにあるかをチェックして、
滞在期間中の食料や飲み物を買います。
プラハもウィーンもやはり内陸なんで、メインはお肉ですね。
アメリカの時もそうでしたが、さすがに毎日ヘビーなお肉ばかりを
食べていたら胃が疲れるので、旅先には必ずお米とお味噌汁、お魚の
缶詰とかを持参して基本朝食は日本食を食べることにしています。



旅先で住んでいる人と同じ生活行動をする、これこそが私なりの「暮らしの追体験」。
あー、まだ暮らしの余韻が頭に残っています。