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俵ヶ浦半島活性化プロジェクト 2017年度〜

Tawaragaura Peninsula Revitalization Project

長崎県佐世保市俵ヶ浦半島

事業全体の企画・プロデュース、デザインディレクションほか

2016年度に策定した「俵ヶ浦半島未来計画」。
2017年度からはその未来計画を実現するまちづくり組織「チーム俵」が発足し、5つの部活で具体的な活性化プロジェクトがスタートしました!

「地域の稼ぐ化」を目的とするご当地部では、年間約15万人の観光客が訪れる展海峰のふれあい工房をリニューアルし、新たな商品づくり、収益づくりに取り組みました。


商品づくりに向けては、飲食コンサルタントのQ’S worksの小野さんを招き、地元のお母さん達と地元の食材を活用したテイクアウト商品の試作・試食、市内イベントでのテストマーケティングを行い、バラエティ豊かな「俵コロッケ」と地元の1本釣り魚を使った「フィッシュ&チップス」の2大看板を開発。

開発した商品のテストマーケティング
ご当地部で開発した俵コロッケ

店舗のコンセプト・ネーミング・コンセプトづくりに向けては、ブランディング・ディレクターのアオバト・前崎さんを招き、半島半業の地域性を生かしたネーミング「ツッテホッテ」に命名。
店舗のデザインは空間デザイナーの竹林知樹さんの協力のもと、手作り感のある、人が主役になるようなデザインに仕上げました。

半島キッチンツッテホッテロゴマーク
ロゴマークを持って地元の皆さんと集合写真
半島キッチンツッテホッテイメージパース

「資源を活用した観光集客・滞在」を目的とするトレイル部では、九十九島や佐世保湾が見える景観をもっと楽しんでもらえるようにと景観計画をもとに伐採作業を行い、ツッテホッテ横の景観を演出。
また、休憩スポットに置くベンチづくりも行いました。

ウォーキングイベントで新たなコースを企画
トレイル部でツッテホッテ横を伐採。
トレイル部と地元の子供達でベンチづくり

「地域の移住・起業支援」を目的とする住まい部では、半島内の空き家調査をスタートさせ、所有者の意向を確認するとともに、市街化調整区域ならではの課題や対策を協議してきました。
年度の終わり頃には、空き家を対象にしたお掃除ワークショップを行い、人の手が入ることによる建物の活用・あり方を共有しました。

空家のお掃除ワークショップ

「半島のファンづくり」を目的とする宣伝部では、2016年度から発行する半島TIMESの継続発行をしながら、九州、全国へと情報発信するためのツールとしてFACEBOOK、INSTAGRAMの活用、半島独自のホームページを開設しました。

俵ヶ浦半島TIMES表紙
俵ヶ浦半島TIMES(ライフスタイル特集)
俵ヶ浦半島ホームページ
俵ヶ浦半島イラストマップ

まだプロジェクトはスタートしたばかり。
地域住民が主体となり、稼ぎ、自立できるまちづくりを目指して、今後も引き続きお手伝いをしていきます。

地元の新聞や雑誌で取り組みを掲載

*学校部の取り組みは、「俵ヶ浦半島廃校利活用計画」を参照。


主体:チーム俵
支援:佐世保市政策経営課、都市政策課
地域コーディネート:TMTY 富田 柚香子
トレイル部アドバイザー:九州大学景観研究室
ツッテホッテブランディング:アオバト 前崎 成一
ツッテホッテ飲食コンサルティング:Q’s works 小野 聖史
ツッテホッテ空間デザイン:竹林知樹スタジオ
撮影:藤本 幸一郎、渋谷 香奈
半島TIMES、ホームページ、イラストマップデザイン:株式会社NO PLANNING
ホームページ制作:STSOL

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