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俵ヶ浦半島観光モニターツアー定性調査 2016

Tawaragaura Peninsula Tourism Monitor

長崎県佐世保市俵ヶ浦半島

全体計画、調査計画、モニターツアー・ヒアリング監修、調査レポート作成

平成25年ー27年にかけてトレイルづくりに取組んだ佐世保市俵ヶ浦半島。
「海風の国」観光圏のエリアにも指定されているこの半島の観光振興への足がかりをつくるため、福岡都市圏からモニターを招き、観光モニターツアーとグループヒアリング調査を実施。

モニターとして招いたのは、子育て世代、クリエイター層、アクティブシニアの大きく3グループ。
半島の入口となる九十九島パールシーリゾートの遊覧船や半島内の代表的な観光施設である展海峰、白浜海水浴場、トレイルづくりの中で発見した歴史資源や野崎寿司体験、地元との交流や集落案内と、「暮らすように旅する」プログラムをつくり、案内して回った。

九十九島リラクルーズ
野崎寿司の体験
地元住民との昼食交流会
生産者による説明

九十九島の景観や自然環境は都市部の人達にとっての感動ポイントとして高い評価を得た。
一方で、大きな観光の目的となり得る半島の豊かな食資源は、PR・活用を含めて厳しい意見が多く出たほか、地域との交流体験や歴史の魅力をどう楽しんでもらうかのプログラムづくりも滞在時間をのばす大きな鍵となることがわかった。

丸出山観測所から九十九島の眺望を楽しむ
白浜海水浴場で佇む
公民館長による集落案内
地元住民の案内で集落を回る
展海峰から九十九島の絶景を楽しむ
グループヒアリング調査風景

半島の強みを生かしてどう誘客するか。
都市部にはない過ごし方・暮らし方をどう提供するか。
この結果を踏まえて、今後は地域住民と観光誘客に向けた具体的な事業を展開していく予定である。

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