神戸産業遺産&街歩き視察
2026.08.03 / local
7月は出張が多くて気がつけば8月・・・本当に毎日が酷暑、もう勘弁してほしい。
先週末は神戸へ。産業遺産コーディネーター&クリエイターとして全国で活躍する前畑洋平さん・温子さんにお会いしてきました。前畑洋平さんには、昨年度に対馬にお越しいただいて、対馬に眠る数多くの歴史遺産をどうやって活用するか色々とアドバイスをいただきました。その際に、対馬の参考になる神戸の産業遺産活用や街歩きをご紹介いただき、今度は逆にお伺いしてきました。
なんと今回は、ずっと憧れの存在であった摩耶観光ホテル跡地に「マヤカン保存プロジェクト」の調査の一環として全国の研究者・メディアの皆様に紛れて参加させていただくことができました!!!


普段は一般公開されておらず、貴重な見学会であったため、しかとこの目にその姿や佇まいを焼き付けてきました。建築のディテール、自然と共生して朽ちていく姿は、廃墟なのに美しい。今現役でホテルがあったら、きっと人気の宿になっていたことは間違いありません。いやー勿体無い。是非リアルに体験してみたかったなぁー。でも、無価値の中に価値を見出す廃墟の存在、逆サクラダファミリアとも言えるいつ朽ち果ててもおかしくない建築のあり方は目から鱗で、私の建築に対する考え方に影響を与えてくれました。研究者との対話もとっても楽しかったなー。
翌日は、前畑ご夫妻のアテンドによる湊川隧道&街歩きツアーへ。烏原貯水池や湊川隧道の土木遺産は、土木コレクションの仕事を思い出し、土木の浪漫に酔いしれました。いやー、かっこよかった。神戸の街の形成はとってもダイナミックで面白く、ブラタモリが2週連続で放送されたのも納得です。


そして、街歩きがとっても面白かったなー。神戸といえば、三宮や北野のおしゃれでハイカラなイメージが強かったですが、今回案内いただいた新開地は工業地帯に隣接した日雇い労働者の下町で、新たな神戸の一面を見ました。商店街や市場は地元に愛されているお店が多く、冷えたガラスで飲んだミックスジュースは最高に美味しかったなぁ。




あっという間の2日間。たくさん歩いて、たくさん食べて飲んで、そしてインプットし続けた濃密な時間でした。前畑ご夫妻、本当にありがとうございました!!!
そして、神戸視察の後に久しぶりの実家へ。母が「なみはや大橋を渡りたい」と言うので行ってきました。大阪港にあるIKEAから天保山方面へ繋がるなみはや大橋は急勾配の「ベタ踏み坂」として有名です。動画で見るとものすごい急勾配に見えましたが、実際に現地に行ってみるとそうでもなかった。

なみはや大橋はランニング・散歩する人が結構いました。わざわざここまで!?と思いましたが、渡ってみてその理由がわかりました。何せこの景観!360度ぐるっと大阪の街が一望できて、近くには海運の街大阪の姿、遠くには梅田やあべのハルカスといった近代的な大阪の姿。大小様々な橋が架かっていて、改めて水の都であることを実感。「なかなかいいやんか、大阪」故郷の新たな魅力を発見する良い機会となりました!



7月中旬から続いた長い出張期間もひと段落、今週はしっかりデスクワークに励みますー。