アメリカインプットツアー備忘録⓪ -計画編-
2024.04.06 / trip
2013年の起業依頼、毎年恒例にしている海外インプットツアー。
この10年で、アメリカポートランド、ベルギー、オランダ、
スイス、スペイン、タイへいきました。
(コロナ禍の3年間は日本再発見の旅へ)
目的としては、地域のまちづくりや観光振興に携わる身として
多角的な視点や日本の地域独自の個性を活かした企画提案をするためには
国内だけに留まっていては視野が狭くなる。
身銭を切って、自ら観光客・消費者の立場から海外を訪れ、体験し、考察する
ことで、視野・感性を広げていきたいというのが狙いです。
コロナ禍の3年間は海外に行けず、その機会を利用して国内の行ったことが
ないローカルを訪ねて、日本の良さを再発見してきました。
ようやくコロナが落ち着いて、海外に行くことに決めました。
ただ、円安が深刻化する一方で収束する気配がなく、
「海外に行くのは贅沢だ。今ではない」という風潮があります。
でも、この機会を逃したら次に行くのはまた一年後、その時に行けるか
どうかわかりません。ルーツとして、スタッフがもっと成長していくための
大切な投資です。コストが高くても、その投資をやめるわけにはいかない。
年明けから欧米豪を対象にエアーを調べまくりました。
まぁもうとにかく高いです、特に燃油サーチャージはこんなにも!?
ってびっくりするほどです。チェコとかオーストリア、イタリア、フランス
など、お金に糸目をつけなければ行きたいところはあるんですが、
高いところだと大人一人30万、40万して・・・完全にコストオーバー。
コストは安いけどサービスが非常に悪いと評判の一部の航空会社を除き、
絞り込んだエアーがオーストラリアのシドニーかメルボルン、アメリカの
サンフランシスコ。
オーストラリアは行ったことがなかったのでこの機会に!と思いましたが、
物価が日本の2−3倍するとのネット情報があり、悩みに悩みましたが
アメリカのサンフランシスコ拠点のツアーにすることを決めました。
約10年前にアメリカのポートランドを訪ねた際、
入国審査のおじさんに「君の職業はなんだ。なぜポートランドに行くんだ?
西海岸で訪ねるならサンフランシスコだろう!」ってしつこく聞かれた
ことを今でも鮮明に覚えています。
そのおじさんに言われたサンフランシスコに決めました。
サンフランシスコに決めた理由は、以下の通り。
・これまで自然公園やキャンプ場の業務で先進事例のイメージとして
提案したことがある、憧れのYosemite国立公園に行くことができる。
・ワインツーリズムの先進地として有名なナパバレーがある。
・スローフード、オーガニックレストランとして世界的に有名な
シェパニーズがサンフランシスコ近郊のバークレーにある。
・坂の街、海の街であり、アメリカを代表する観光地の
サンフランシスコを色々見て回れる。
サンフランシスコを拠点にしたカリフォルニアツアーです。
目的地を決めてからは書籍や雑誌、インターネットを駆使して、
各地の情報を調べ、まずは10泊11日における滞在地と宿を
決めました。
宿、高いですねー・・・
アメリカの生活を満喫すること、自炊中心で外食コストを下げることを
念頭に、サンフランシスコはホテル、ヨセミテとナパバレーはエアビーと
考えてましたが、ナパバレーの宿はホテルよりもエアビーの方が高くて断念。
後述しますが、ホテルは湯沸かしと電子レンジの最低限の簡易キッチン機能が
マストだということがはっきりしました。
ヨセミテとナパバレーはサンフランシスコ発着のツアーもたくさんありますが、
まぁ高いのなんの。アメリカの広大な国土を体験するためにも、1週間レンタカー
を借りてドライブ旅をすることに決めました。
こうしてツアーの骨格が固まりました。
せっかく自腹を切って行ったインプットツアーなので、しっかりと記憶に
留めるべく、備忘録をつけることにしました。
次回からは詳細な旅の記録をお届けします。