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アメリカインプットツアー備忘録② -ヨセミテ国立公園後編-

2024.04.08 / trip

ヨセミテ2日目。起きてからロッジの裏庭に出るとそこはもう絶景。
なんとも清々しい朝、最高です。

2日目はヨセミテバレーロッジのレンタサイクルを借りる予定でしたが、
3月はまだサービスを開始していないとのことで、バレーロッジからすぐ近くの
人気トレッキング「ヨセミテ滝トレッキング」へ。

トレッキングと言いながら、片道30分くらいでサクッと行けます。
小さな子供連れでも安心、実際にたくさんの家族連れが訪れていました。

そこからはヨセミテバレ−を一周ぐるりとドライブ散策。
ヨセミテバレー周辺は全て一方通行となっていて、環境面での配慮がされています。
環境面だけのメリットではなく、歩行者や自転車、子供連れでも安心して楽しめる
空間づくりが行われていて、とても参考になりますね。

ちょっとドライブするだけでもついつい車を止めてゆっくりしたくなるポイントだらけ。

泊まらずとも訪ねてみたかったのが、オーウェニーホテル。
APPLE創業者のスティーブ・ジョブズが結婚式を挙げたことでも有名であり、
アメリカ人憧れのホテル。1泊5万以上の最高級ホテルなので庶民である私達は
手が出せず、建築を見に見学。
重厚感のある石造りの建築、背景の山の借景、内観はクラシックな空間と、
それはそれは素敵なホテルでした。泊まった気になるだけでも幸せです。

ヨセミテ2日目は、グローブランドのエアビーのチェックインがあったため、
14時くらいには出発。ウェルカムセンターで翌日のトレッキングの情報や道路状況を
リサーチしておきました。

エアビーでの快適なアメリカライフは別トピックで紹介するとして、ヨセミテ3日目はトレッキング三昧。
事前にリサーチしたトレッキングのうち、グレイシャーポイント周辺は道路が閉鎖されているため、
一番の人気コースである「ミストトレイル」と「ミラーレイク」のトレッキングを利用することに。

登山口があるわけではないので、一番最寄りのキャンプ場であるカリービレッジに車を停める。
早めに出たつもりだったが、それでも駐車場はほぼ満杯。
私達が訪れた3月はハイシーズンではないが、それでもかなり多くの利用者がいました。
ハイシーズンには駐車場と道路の渋滞はすごいらしく、脱出するのに数時間かかるとか・・・
貴重な時間なので、この時期に来て良かったと思います。

と脱線しましたが、カリービレッジから歩いてミストトレイルの登山口へ。
「ミストトレイル」と「ミラーレイク」の登山口は同じ場所で、まずはミストトレイルへ。
ずっと登り坂なのでかなりヘトヘトになりながら、中間ポイントとなるバーナル滝で折り返し。
(上級者はその先のネバダ滝を目指します)
でも、この圧巻の景色を見たら疲れも吹っ飛びました。

ミストトレイルを下山した後は休むことなくミラーレイクへ。
ミラーレイクのトレッキング利用者はミストトレイルと比べると圧倒的に少なかったですが、
こちらはアウトドアブランドのノースフェイスのロゴのモデルとなったハーフドームを間近で
見ることができ、何よりミラーレイク周辺の気持ち良い空間が最高です。
両方のトレッキングでもう足が棒になりましたが、是非とも両方オススメです。

トレッキングの中で参考になったのが案内・誘導サインのデザイン。
誘導サインはシンプルな木製デザイン、トレッキングの説明をするサインも、登山口の近くに
景観を阻害しないデザインで設置されており、とても参考になりました。

さすがに2つのトレッキングを1日で踏破するのはかなりハードでした・・・
もうヘトヘト、この日はすぐに就寝。
ヨセミテ最終日となる4日目は、ウェルカムセンターでレンタサイクルが借りれる
ことがわかり、レンタサイクルでヨセミテバレーを1周。
半日6時間で一人30ドル、電動ではないですが良いサービスですね。

そしてヨセミテの絶景の総仕上げに、いちばんの絶景ポイントトンネルビューへ。
流石に多くの観光客がひっきりなしに来ています。そりゃーそうですね、この絶景ですもの。

自然・アウトドアが好きな人なら誰もが憧れるヨセミテ国立公園。
グレイシャーポイントに行けなかったし、今度はできれば登山テントを持って行ってキャンプしたい、
エアストリームがずらっと並ぶオートキャンプサイトに時間が足りず行けなかったことを考えると、
もう一度必ずリピートしたい。それほどに飽きない、充実したヨセミテ滞在となりました。

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