Roots

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先日の10月29日、佐世保市万津町のBRICKMALLにおいて、
半島meets…の公開インタビューイベントが行われ無事に終了しました。

テーマは「計画を実行するうえで大切なこと」。
俵ヶ浦半島の活性化に当事者としてではなく、住民参加による計画づくり
やプロジェクトの実走を外部の立場からサポートするプランナー・
プロデューサーの視点から、改めて事業を振り返り、ヒントを得ようという企画。

対談相手は、地方創生に関する実践と研究を全国で重ね、数多くの書籍を
執筆しているissue+designの筧 裕介さん。
私も気がつけば、筧さんの書籍は何冊も愛読しており、高知県佐川町の総合計画
づくりをケーススタディにした「みんなでつくる総合計画」は、俵ヶ浦半島の
未来計画を作るうえでとても参考にさせていただきました。

当日は、地元佐世保市をはじめ、県内・佐賀県からも参加があり、
スタッフも入れると50名近くの参加者で会場は埋めつくされました。

今回私が用意したのが、「筧さんに聞きたい5つのこと」。
筧さんの地域づくりへの関わりからお尋ねし、半島未来計画の参考になった
高知県佐川町を事例とした住民をやる気にするための計画づくり、
計画から実践へと地域づくりを続けるためのポイントやチームづくり、
そして近年筧さんが注力している地方創生とSDGsまで。

私がプロデューサーとして最も感銘を受けたことは、住民のやりたいことを
実現することが第一だということ。ともすれば、私のようなコンサル的な立場
や専門家が地域に入ると、「これが答えだ!」「こうした方が良い」「市場は
こうなっている」と言いがちですが、筧さんはアプローチが全く逆でした。

住民がやりたいことを可視化する、その想いを引き出すための場づくりを
徹底的に準備し、目標やイシューへと落とし込む。そのやりたいことが
まとまってきたら、緩やかに同じ方向を向くためにビジョンを添えてあげる。

佐川町の発明ラボのお話では、住民の作りたいものをまずは丁寧に聞いて、
実践する環境を作って、そしてプロトタイプができた段階で専門家のスキルを
借りて仕上げていく。専門家の関わりも、あくまで住民の想いを可視化する
最終段階。住民のやりたいことが湧き出る「地熱」を生み出すためのアプローチ
がなんとも明快で、ずっと話を聞いていたいと思う時間でした。

そしてもう一つ印象に残ったのが、地方創生にSDGsの考え方を取り入れた取組み。
目の前にある課題に対して解決策を考えるのではなく、その課題を引き起こす
原因は何か?SDGsの開発目標に沿ってその本質を考えていく。
どこも同じ社会問題を抱える地域の中で、事の本質は何なのかを目を背けずに
考えることは、きっとこの先とても大切な視点だなぁと痛感しました。
そして、地方創生におけるSDGsカードゲームを考案したのは筧さんだったのだ
と知り、定期的にそのノウハウを学ぶ講座をしていることがわかったので
私もいつか受講してみたいと思います。

始まる前は不安でいっぱいでしたが、蓋を開けてみればたくさんの気づきを
得ることができました。私自身、地方創生のプロデューサーとして取り入れたい、
改善したいことがたくさん生まれましたし、俵ヶ浦半島活性化に向けても
自信を持って良い部分とこれからのアプローチが明確になりました。
筧さん、ありがとうございました!

(佐藤 直之)

トレイルづくり3年、計画づくり1年そして地方創生の実践を3年と、
延べ7年間お手伝いをしている佐世保市・俵ヶ浦半島活性化プロジェクト。

通常であればそのまま突っ走り続けるんですが、
実践に3年取り組む中で、改めて振り返る時間を作りました。

それが添付写真のインタビュー企画。
実際に俵ヶ浦半島の活性化に携わるチーム俵部長や佐世保市のプレイヤー、
そして応援するサポートチーム、それぞれの立場から、
聞いてみたい人に悩みや課題を打ち明けて、そこから新たな学びを作っていきます。

全部で4つのインタビューを計画していますが(詳しくはこちら)、
私はサポートチームの立場として、半島の未来計画づくりをリードした立場として、
インタビュアーになることが決まりました。
私がインタビュアーを務める会だけが公開イベントとなっており、
地方創生に取り組むみなさんとの気づきになればと計画しています。

お相手は、地方創生の分野で多くの書籍を出しており、
実践と研究を繰り返されているissue+design理事長の筧 裕介さん。

彼の本は何冊も読んでいて、実際に半島の未来計画づくりでも参考にさせてもらいました。
色々と聞きたいことはあるはずなんですが、いざ言葉にして質問を考えてみると、
これがまた難しいんですね。。。

でも、後悔イベントだからとあまり真面目に考えず、地域づくりの計画や実践の現場で
普段感じていることやどうなんだろうと思っていることを素直にぶつけて、
地域づくりの本音を語り合える機会になれば嬉しいです。

九州で筧さんのお話を聞く機会はなかなかありませんので、
ご興味ある方は10月29日佐世保へお越しください!
一緒に語り合いましょう。

(佐藤 直之)

牧野さんをお招きして開催した、東彼杵町・ちえのわまちのわ編集部オープンセミナー。
東彼杵町だけでなく、近隣の市町からも多くの方にお越しいだだき、盛況のうちに終了しました。

東彼杵町の中山さんからの質問・対談形式で、北九州市の「雲のうえ」をはじめとするフォーカスを絞ったテーマ設定やデザイン、自治体が発行するフリーペーパーならではの苦労など、なかなか聞けないお話も。牧野さん自身の純粋なまちの楽しみ方が、まさにそのまちを面白くする視点であり、切り取り方だと感じました。
セミナー終了後は、先日オープンしたばかり、元東彼杵町の地域おこし協力隊だった斉藤さん営む「さいとう宿場」にて、夜遅くまでみなさんと話の続きを。千綿駅のすぐ側で、大村湾の穏やかな風景が楽しめます。東彼杵町にお越しの際はぜひご宿泊を!

 
翌日は、牧野さんが参加される福岡・糸島で行われるマーケット「THINNING」まで同行しました。


「THINNING(=間引く)」をテーマに様々なショップやメーカーが集まるマーケットで、間伐材を使用したプロダクトや体験ブースなどが並びます。林業の衰退により森を管理する人が少なくなり、土砂災害などの危険性がある荒廃林が数多く放置されています。この現状を伝え、多くの人に考えていただくきっかけにすることが「THINING」のテーマ。
私たちも農業などの一次産業に携わる方々と地域づくりに取り組んでおり、地域が抱える課題をいかに伝えていくか、というのは非常に大きなテーマだと考えています。


牧野さん率いる「ヤブクグリ」チームも出店。念願の「きこり飯」に舌鼓を打ちつつ、いろいろな気づきをいただき、中身の濃い2日間となりました!

(宮崎 大)

あっという間に10月ですね。

Rootsは日々、地域や企業さんの現場を訪ね、
対話しています。

進行しているプロジェクトが慌ただしくなったり、
新しいプロジェクトのご縁をいただいたり、
10月が近づくと来年度の仕事のご相談をいただいたり、
イマとミライを行ったり来たり。
九州各地を行ったり来たりする日々です。

たくさんの情報とタスクに溺れないようにするためには、
日々頭をすっきりと、すぐに切り替えられるスイッチが必要ですね。

独立してから私なりに見つけたスイッチは、日々のランニング。
引っ越しをしてからというもの、ほぼ毎日同じ時間、同じコース、
同じ距離を走るようになりました。
こうして日々の日課になることで、心と体が常に健康な実感があります。

これから春を迎えるまでは繁忙期になりますが、
そういう時だからこそ自分なりのバランスを作っていって、
現場に出る時間をもっと質の良いものにしていきたいです。

(佐藤 直之)

この2ヶ月間、バタバタと準備してきた週末の
宮崎県高原町の観光モニターツアーは台風でまさかの中止・・・
地元の事業者さんと密に連絡をとって積み上げてきただけに
がっかりです。悔しいです。

気を取り直して。
2年前から携わっている長崎県東彼杵町で地域住民向けの
情報発信講座を開催します。

東彼杵には人を魅了する素材がたくさん詰まっていますが、
なかなか地域として発信できていないのがこれまでの
まちづくりの課題としてありました。
そこで企画したのがこの情報発信講座。

東彼杵の魅力を伝えたい!
東彼杵をもっと盛り上げるきっかけや仲間が欲しい!
人に伝わる文章や写真の力を身に付けたい!

そんな方々にお届けする講座を彩ってくれるのは、
九州で活躍するプロの方々。
ブランディング・コンセプトづくりが専門の前崎さん、
エディターズサガの編集長として佐賀を中心に活躍中の中村さん、
九州・全国へと活躍の幅を広げるフォトグラファーの藤本さん。

そして、講座のこけら落としとなるオープンセミナーのゲストを
ご快諾いただいた牧野さん。雲のうえ、飛騨、ヤブクグリと
独自の視点で地方を切り取り、編集する画家でありディレクター。

オープンセミナーはどなたでも参加可能ですので、
九州在住の方は是非とも東彼杵へお越しください!

(佐藤 直之)

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