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昨年度の事業実績(works)を更新しました。
主要なもののみですが。

新型コロナウイルスの影響で4・5月は
ほとんど動けませんでしたが、それから徐々に
お仕事のご縁をいただいて、最終的には15件の
プロジェクトを遂行することができました。

これも関係者の皆さんに支えられてこそです。
本当にありがとうございます。

昨年度で終わったプロジェクト、今年度も引き続き
ご支援するプロジェクトありますが、
あらためて地域・人との出会いは弊社の財産です。

4月は前年度のプロジェクトが終了した直後の
落ち着いた時期であり、まちづくりや地域の
ブランディングに対する感覚や知見を養うために
毎年視察に行きます。

コロナウイルスの感染拡大によって残念ながら
海外にはいけません(まさか2年も続くとは・・・)。
今年は去年のリベンジで、四国〜しまなみ街道〜尾道の
アウトドアコンテンツ視察へ行ってきます。

四国では高知のキャンプ場、尾道ではずっと行きたかった
サイクルツーリズムの聖地・ONOMICHI U2へ。
こうしてお金を払って実際に現地を観に行くこと、
体感することが、私達のまちづくりの企画・提案の幅を
広げる大切なストックになります。

見聞をしっかりとプロジェクトにフィードバックします!

(佐藤 直之)

※写真はつい先日、ロードバイクを始めて最初の目標地であった
 唐津へ行ったときの写真です。唐津はやはりポテンシャル高い。

糸島半島の先っぽ、初めて出会った美しい風景。

春の虹の松原、最高に気持ち良いです。

唐津ライドのゴールは唐津城!

2021年4月1日、起業して9年目に突入しました。
もう1年で10年目!!!

この8年間は、1つ1つの仕事、地域とのご縁を大切に、
基本仕事を断らずにがむしゃらに突っ走ってきました。

起業のはじまりは佐賀県唐津市からで、そこから長崎県の
佐世保市や東彼杵町、大村市、嘉麻市、直方市、筑紫野市、
高原町など、まちづくりや観光のプロジェクトに携わり、
独立前からカウントすると唐津市と佐世保市はもう
15年近く継続的にまちづくりのお手伝いをしています。

また、様々なまちづくりプロジェクトの中で、
全体監修の立場から全体のプロデュースやコーディネートを
する機会に恵まれ、建築家やデザイナー、カメラマン、料理家など
様々な専門家と協業してきました。

こうした専門家とのネットワークは、ルーツの提案やまちづくりの
奥行きをぐっと広げてくれて、弊社にとってはなくてはならない
パートナーとなっています。

そうした協業の中で、まちづくりの監修やコーディネートに留まらず、
地域プロジェクトや中小企業のブランディング、プロモーションの
ご依頼を受ける機会も増えてきております。

一年一年、不安と期待に一喜一憂しながらも、
クライアントの担当者や地域の皆さん、専門家パートナーに支えられながら、
こうして今までやってこれたんだなぁと感謝でいっぱいです。

でも・・・
一年前ほど前から世界で流行し始めたコロナウイルスの感染拡大で、
社会や地域は大きな変化を余儀なくされました。
3密回避、リモートワーク、オンラインショッピング、オンラインイベント、
マイクロツーリズム、ワーケーションなど、私たちの仕事に関わる分野では
こうした新たな概念が生まれ、まちづくりや観光の分野で求められるニーズも
ますます多様化してきています。

この多様化が求められるウィズコロナ、ポストコロナの時代に、
果たして私達ルーツとしてはどういう価値を提供し、貢献できるのか?
プロジェクトを伴走しながらも悩んだ一年でした。

まだ明確に「これだ!」と言える答えは見つかっていません。
そんなに簡単に見つかるものではないと思っていますが、
でも何も考えず、行動せずに、ただ時代に身を任せることはしたくない。

今私自身がおぼろげに感じていること。
・人と人が交流する「リアル」の場・価値をもっと提供していきたい。
・流行を追わず、変わらないことを大切にしていきたい。
・経済成長だけではない、地方の豊かさ・あり方を定義し、実践したい。
・会社の看板となっている、日本=地方の「ルーツ」をもっと掘り下げ、
 私達なりの視点と実践を持ってローカルの魅力を伝えていきたい。
・地方との交流や日々の暮らし・子育ての中で感じている私達なりの
 ライフスタイルを再構築し、自ら実践していく場を作りたい。

どういう形で実現していくのかはまだまだ会社のスタッフとも
議論する必要があるし、もっといろんな人や本、映画、旅と出会って、
自分たちの可能性を広げていきたい。
世界は広い!その先に何があるかワクワクする未来を拓きたい。

9年目のルーツは、ただがむしゃらに進むのではなく、
「ルーツなりの視点」「ルーツなりの価値」をアウトプットする
試行錯誤の1年にしていきたいと思います。

変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。

(佐藤 直之)

ペシャワール会の中村哲さんの名著を読了。

凄い人だった。
医師としてアフガンに赴任し、旱魃で栄養と水不足に
陥る市民の健康を回復し、農業国家であった産業を
再生させるためには、河川や水路が必要だと
ひたすらに土木事業を邁進してきた。

写真で見ると、その変化は一目瞭然。
お仕事でご一緒した元ゼネコンの方が、
「いつか砂漠を緑化しに行く」と言ってたけど
まさにそれを実現した人である。

治安が悪化する中でも加熱する誤報に惑わされず、
裏切りや暗殺に遭遇しても絶対に復讐をせずに、
ただただアフガンの再生のために全身全霊で
挑んできたことがよくわかります。

日本ではあたりまえの環境が、備わっていない国もある。
綺麗な水や洪水を防ぐ堤防、目的地に辿り着く道路など、
生活インフラを支える土木事業って、国の豊かさの根底にある。
土木があるから、健康が保たれ、仕事ができ、治安が安定する。
この本を読んで、その価値を再認識しました。

お亡くなりになってから初めて本を読んだけど、
もっと早く読んで生前にお話を聞きたかったなと強く反省。

最終章の「日本の人々へ」はしびれました。
マスコミの誤報に惑わされずに真実を自分の手で勝ち取ること、
経済成長だけではない真の豊かさの追求、
人間は自然の一部であり技術過多になってはいけない・・・、

不易流行。
この時代だからこそ「変わらない本質」を大切にしていきたい。

(佐藤 直之)

昨夜は久しぶりに江迎活性化協議会のリアル会議。

今年度はコロナ禍でなかなか思うように動けず、
地域住民の皆さんと突っ込んでの議論や取組みが
できませんでしたが、地域住民へのアンケート調査と
専門家による現地調査、度重なる検討を重ねてきた
「江迎景観ガイドライン」の最終報告。

アルセッド建築研究所の清水さん、
Takebayashi Landscape Architectsの竹林さん、
そして弊社による3者の専門家チーム。

江迎の皆さんが大切にしたい景観、そして
これからの景観まちづくりにつなげるための実践のヒントを
ふんだんに盛り込んだ景観ガイドラインは、
地域の皆さんにもとても喜んでいただいて、
「江迎ならではの川の風景をもう一度取り戻したい!」
「中町通りの空き地を、地域の資産として活用したい!」
様々な前向きな意見が飛び交いました。

そして第2部は、江迎のプロモーション・ブランディング
の専門家としてプロジェクトに参加していただいている
Lightの島巻さんから、アップデート中のまちづくり拠点
おおたやのネーミング・ロゴのお披露目。

宿場町としての江迎の文脈、おおたやの運営を支えるママさん達の思い、
そしてこれからの江迎の向かう方向性を踏まえて作ったVIはとても評判が良く、
これからのまちづくりの象徴として受け入れていただくことができました。

地域を動かす住民と、まちづくりの可視化をサポートする専門家の
コラボレーション。

今年度はコロナの影響で方針づくりや議論の時間が多くなりましたが、
来年度はこの打ち立てた柱をもとに、地域の方々とガンガン動いていく
1年になればと今から楽しみにしています。

(佐藤 直之)

2021.03.20 / thinking

春が来た!

桜もあちこちで花が咲き始め、
心身ともに閉鎖的だった冬から、
期待が膨らむ「はじまりの春」へ。

それでもまだ落ち着く気配のないコロナ騒動、
コロナによって変革を求められるこれからの社会。

地方のまちづくりやブランディングに携わる
ルーツとして、これからどんな未来・地域社会
をデザインして行ったら良いのか?
そして、それをどんな立場で、どんな価値を
提供していける会社になるのか?
そんなことをここ1年近くずっと考えています。

ルーツ10周年まであと1年。
そろそろ考えて行動していく「はじまりの春」に。

(佐藤 直之)

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