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最近めっきりキャンプの虜になってます。

きっかけは、宮崎県高原町の御池キャンプ場を
核とした観光振興のお手伝いをした数年前から。

コロナになって、密を避けられる場所・楽しみ方として、
キャンプが最近人気を集めています。

キャンプの魅力といえば、なんといってもその土地の
自然や景観と一体になれることです。

里山のそよめきや鳥のさえずり、川のせせらぎ・・・
日頃の電子音からは距離を置いて自然の恵を体いっぱいに
感じることができる。

山の中、川のそば、海の近くと、その土地ならではの
自然を感じ、その土地ならではの楽しみ方ができる。

2地域居住がしたいという思いは数年前から。
現在居住している福岡からの距離感や自然環境、景観、
そして住まうための建物、実現するためのコスト、
生活を楽しむための地域コミュニティ・・・

考えれば考えるほどにこれ!と言える
贅沢な条件というものはないもので、
何よりもネックになっていたのが理想なライフスタイルを
手に入れるための建物をどうやって見つけるか、手を加えるか。

自分たちが理想とするデザインや景観の建物があるのか。
築年数の経過した建物だとリノベーションに費用がかかるし、
新築建てても同じ話。自分達が年を重ねていったときに、
今と同等の居住エリアが必要なのか・・・
といった建物の問題が常に付き纏って来るなぁと悩んでいました。

でも、キャンプはどうだろう。
仮設の住処だし、それなりのテントを買ってもコストはかからない。
テントを畳んでしまえば、元の自然の状態に戻ってくれる。

そう考えると、眺めの良い景観を楽しめる土地さえあれば、
好きな時にテントを持って楽しめることができる。
私たちが理想とする2地域居住が手に入るのではないか。

近くに温泉と美味しい地元食材が手に入る産直施設があれば、
もう言うことなし。水とお手洗い機能さえ整えることができれば、
あとはなんとかなる。

もし地域の人達が管理が行き届かない耕作放棄地や
空き地があれば、地域の課題解決にもつながる。

もしずっとテント泊だと疲れるなーと思ったら、
少しずつお金を貯めてそんなにコストをかけずとも
ウッドデッキと最低限の機能を満たす小さな小屋を作れば、
快適な2地域居住が実現できるし、
増築・減築することで時代にあった暮らし方ができる。

これまでに行ったことのあるキャンプ場の写真を改めて
見てみると、それぞれの地域で素敵な景観や自然環境、
特徴があります。

こないだ行った高知県のキャンプフィールドは、
川のポテンシャルという意味では個人的にはナンバーワン。
景観で言えば、御池のキャンプ場や唐津の友人陶芸家の工房は
良かったし、すぐ近くで泳いだり遊べたりする自然環境で言うと
白浜キャンプ場やおち仁淀川は良かったなぁ。
アクセスで言えば五ケ山、池の山キャンプ場、
食材や温泉を含めた周辺環境でいうと中瀬草原、御池キャンプ場、
唐津のキャンプ場は良いですね。

キャンプ場に生活するわけではないけど、いろんなキャンプ場で
実際に利用体験することで、どういう環境や景観が望ましいか、
どういう設備や体験があったらより快適か、という視点で
まちづくり的な学び、自らの2地域居住先に求める条件のヒントになる。

九州各地にはその土地にしかない景観や自然環境、食、文化がまだまだ
残っている。その固有の価値を、こうしたキャンプや滞在によるリアルな
体験を通して発信する、磨いていく、守っていくことができて、
なおかつ自らの2地域居住の実現にも繋げて行きたいと強く願っています。

どなたか良い地域・土地がありましたら情報ください!

(佐藤 直之)

白浜キャンプ場(長崎県佐世保市)photo:Koichiro Fujimoto

中瀬草原キャンプ場(長崎県平戸市)

いろは島キャンプ場(佐賀県唐津市)

友人陶芸家の工房(佐賀県唐津市)

モンベル五ケ山ベースキャンプ(福岡県那珂川市)

池の山キャンプ場(福岡県八女市)

御池キャンプ場(宮崎県高原町)

スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド(高知県越智町)

スノーピーク土佐清水キャンプフィールド(高知県土佐清水市)

あっという間に連休が終わりました。

以前のブログでもお伝えしていた通り、
連休からちょっと時期をずらして、
アウトドア・サイクルツーリズム関連施設の
まちづくり視察へ行ってきました。

コロナの感染拡大が気になるところでしたが、
連休前はまだ福岡も今のような切迫した状態ではなく、
視察先の地域も落ち着いている状況でした。

移動も自家用車で密を防ぎ、手洗いうがい消毒の徹底、
密な空間での飲食や会話を避けて対応を図りました。
結果的には、どの視察先でも「ほぼ貸切状態」であり、
安全にじっくりと見て感じることができました。

大分県別府市からフェリーで四国へ渡り、
高知県内の2つのキャンプ場を視察・体験した後、
しまなみ海道を渡って尾道へ。
ずっとずっと行ってみたかったサイクルツーリズムの新拠点、
ONOMICHI U2での視察・宿泊や商店街・古民家再生、
福山市に移動して「禅と庭のミュージアム」を視察。

どの地域も期待以上で、自然との調和・共生のデザイン、
アウトドアコンテンツの作り方や料金、
倉庫のリノベーションのあり方や機能配置、
サイクルツーリズムのコンテンツ、和文化の体験と、
1つ1つに学ぶことがたくさん。

ユーザーとしてのリアルな体験の蓄積が、
実際のまちづくりの現場で生きていくと信じています。

しっかりとインプットして、今日から本格始動!

(佐藤 直之)

地元に大人気の別府路地裏の友永パン屋

スノーピーク土佐清水キャンプフィールド

貸切状態でのBBQ

高知ならでは鰹を堪能

スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド

しまなみ海道で立ち寄った瀬戸田のお土産屋

ONOMICHI U2 外観

ONOMICHI U2 物販・飲食スペース

ONOMICHI U2 宿泊スペース

尾道の隠れた名店BISOU

BISOUの料理はどれも絶品でした!

禅と庭のミュージアム・パビリオン

禅と庭のミュージアム・パビリオン

年度はじめの4月。

昨年度業務の報告書納品だったり、
今年度のプロジェクトの準備や事前打合せなど、
なんだかんだあっという間に時間が過ぎました。

「住んでよし訪れてよしの観光まちづくり構想」に
認定されている佐世保市江迎地域のプロジェクトも
2年目に突入。

昨年度はコロナで十分に活動ができませんでしたが、
江迎の観光コンテンツのコンセプト(宿場町アップデート)を
しっかりと定め、江迎の財産である景観のガイドライン作成、
宿場町アップデートの中核となるおおたやのリニューアルなど、
1年かけてじっくりと計画作り、資源の磨き上げをしてきました。

今年度は、できることを「アウトプット」する1年に。
活性化協議会、地元企業・プレイヤー、行政機関、専門家が
しっかりとチームを組んで、種から芽を出せるように。

弊社はプロジェクトの全体監修・コーディネート、
そして地元が主体となった体験観光コンテンツづくりに
尽力してまいります。

(佐藤 直之)

先日のお土産試食会の様子

昨年度の事業実績(works)を更新しました。
主要なもののみですが。

新型コロナウイルスの影響で4・5月は
ほとんど動けませんでしたが、それから徐々に
お仕事のご縁をいただいて、最終的には15件の
プロジェクトを遂行することができました。

これも関係者の皆さんに支えられてこそです。
本当にありがとうございます。

昨年度で終わったプロジェクト、今年度も引き続き
ご支援するプロジェクトありますが、
あらためて地域・人との出会いは弊社の財産です。

4月は前年度のプロジェクトが終了した直後の
落ち着いた時期であり、まちづくりや地域の
ブランディングに対する感覚や知見を養うために
毎年視察に行きます。

コロナウイルスの感染拡大によって残念ながら
海外にはいけません(まさか2年も続くとは・・・)。
今年は去年のリベンジで、四国〜しまなみ街道〜尾道の
アウトドアコンテンツ視察へ行ってきます。

四国では高知のキャンプ場、尾道ではずっと行きたかった
サイクルツーリズムの聖地・ONOMICHI U2へ。
こうしてお金を払って実際に現地を観に行くこと、
体感することが、私達のまちづくりの企画・提案の幅を
広げる大切なストックになります。

見聞をしっかりとプロジェクトにフィードバックします!

(佐藤 直之)

※写真はつい先日、ロードバイクを始めて最初の目標地であった
 唐津へ行ったときの写真です。唐津はやはりポテンシャル高い。

糸島半島の先っぽ、初めて出会った美しい風景。

春の虹の松原、最高に気持ち良いです。

唐津ライドのゴールは唐津城!

2021年4月1日、起業して9年目に突入しました。
もう1年で10年目!!!

この8年間は、1つ1つの仕事、地域とのご縁を大切に、
基本仕事を断らずにがむしゃらに突っ走ってきました。

起業のはじまりは佐賀県唐津市からで、そこから長崎県の
佐世保市や東彼杵町、大村市、嘉麻市、直方市、筑紫野市、
高原町など、まちづくりや観光のプロジェクトに携わり、
独立前からカウントすると唐津市と佐世保市はもう
15年近く継続的にまちづくりのお手伝いをしています。

また、様々なまちづくりプロジェクトの中で、
全体監修の立場から全体のプロデュースやコーディネートを
する機会に恵まれ、建築家やデザイナー、カメラマン、料理家など
様々な専門家と協業してきました。

こうした専門家とのネットワークは、ルーツの提案やまちづくりの
奥行きをぐっと広げてくれて、弊社にとってはなくてはならない
パートナーとなっています。

そうした協業の中で、まちづくりの監修やコーディネートに留まらず、
地域プロジェクトや中小企業のブランディング、プロモーションの
ご依頼を受ける機会も増えてきております。

一年一年、不安と期待に一喜一憂しながらも、
クライアントの担当者や地域の皆さん、専門家パートナーに支えられながら、
こうして今までやってこれたんだなぁと感謝でいっぱいです。

でも・・・
一年前ほど前から世界で流行し始めたコロナウイルスの感染拡大で、
社会や地域は大きな変化を余儀なくされました。
3密回避、リモートワーク、オンラインショッピング、オンラインイベント、
マイクロツーリズム、ワーケーションなど、私たちの仕事に関わる分野では
こうした新たな概念が生まれ、まちづくりや観光の分野で求められるニーズも
ますます多様化してきています。

この多様化が求められるウィズコロナ、ポストコロナの時代に、
果たして私達ルーツとしてはどういう価値を提供し、貢献できるのか?
プロジェクトを伴走しながらも悩んだ一年でした。

まだ明確に「これだ!」と言える答えは見つかっていません。
そんなに簡単に見つかるものではないと思っていますが、
でも何も考えず、行動せずに、ただ時代に身を任せることはしたくない。

今私自身がおぼろげに感じていること。
・人と人が交流する「リアル」の場・価値をもっと提供していきたい。
・流行を追わず、変わらないことを大切にしていきたい。
・経済成長だけではない、地方の豊かさ・あり方を定義し、実践したい。
・会社の看板となっている、日本=地方の「ルーツ」をもっと掘り下げ、
 私達なりの視点と実践を持ってローカルの魅力を伝えていきたい。
・地方との交流や日々の暮らし・子育ての中で感じている私達なりの
 ライフスタイルを再構築し、自ら実践していく場を作りたい。

どういう形で実現していくのかはまだまだ会社のスタッフとも
議論する必要があるし、もっといろんな人や本、映画、旅と出会って、
自分たちの可能性を広げていきたい。
世界は広い!その先に何があるかワクワクする未来を拓きたい。

9年目のルーツは、ただがむしゃらに進むのではなく、
「ルーツなりの視点」「ルーツなりの価値」をアウトプットする
試行錯誤の1年にしていきたいと思います。

変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。

(佐藤 直之)

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